
まずは令和3年3月13日(土)第39回賞中山牝馬ステークス(GⅢ)の予想結果です。
勝ちタイム:1.54.8
1着:13ランブリングアレー
2着:11ロザムール(ハナ)
3着:7フェアリーポルカ(クビ)
4着:16ホウオウピースフル(クビ)
5着:5シャドウディーヴァ(1馬身)
6着:8デンコウアンジュ
7着:2リアアメリア
8着:15サトノダムゼル
9着:9ドナアトラエンテ
10着:10スイープセレリタス
11着:4ロフティフレーズ
12着:6アブレイズ
13着:14シーズンズギフト
14着:1リリーバレロ
15着:3アルーシャ
16着:12インターミッション
配当
単勝13 1110円
馬連11-13 6440円
馬単13-11 1万4310円
3連複7-11-13 1万9250円
3連単13-11-7 14万7950円
5シャドウディーヴァ (5着)
7フェアリーポルカ (3着)
13ランブリングアレー (1着)
1位9ドナアトラエンテ 17.6(9着)
1位15サトノダムゼル 17.6(8着)
2位11ロザムール 10.3(2着)
◎7フェアリーポルカ
▲11・15
△2・3・5・8・9・13・14
三連複
⑦-⑪⑭-②③⑤⑧⑨⑪⑬⑭⑮ 15点
→ 的中⑦-⑪-⑬ 19,250円
三連単
⑦-⑪⑭-②③⑤⑧⑨⑪⑬⑭⑮ 16点 → 外れ
1着△13ランブリングアレー、2着▲11ロザムール、3着◎7フェアリーポルカでの決着。◎7フェアリーポルカを三連複・三連単の1頭軸で勝負し、辛うじて3着に頑張ってくれたため、三連複のみですが的中、独自予想を当てることができました。
1着△13ランブリングアレー
四分のスタートから、道中は9番手前後で競馬を進め、直線では一気に脚を伸ばして見事勝利しました。勝因は鞍上が敢えて距離ロスを被りながらも終始外々をまわしての競馬に賭けたことにあると感じました。不良馬場で荒れた内埒沿いを避けて馬場の良い大外をまわし、鞍上の勝負服が綺麗なことからも、前を走る馬のキックバックをも避けての競馬がハマった印象を受けました。また、前走のGⅢ愛知杯においては勝ち馬にはクビ差敗れましたが、3着馬には3馬身差をつける2着とここに来て充実期にあるとも感じました。同馬を△と比較的軽い印としたのは、重馬場での適性に少々疑問を感じたこと、前走のような差し、追い込み決着にはなりずらいと判断したためでした。ここ2走の走りからはGⅠ制覇までは荷が重いものの馬券内の可能性、重賞戦線では上位の活躍が期待できると感じました。
2着▲11ロザムール
五分のスタートから、道中は先頭で競馬を進め、直線では逃げ粘りをみせての2着。勝因は重馬場適性の高さ、52kgの軽斤量、鞍上の位置取りの上手さにあると感じました。ダートでの1戦を除くと稍重~不良馬場で馬券内を外したことがないこと、斤量は重い馬場程影響が大きいといわれる中、52kgと軽斤量であったこと、前で競馬をする同馬に展開が向くと判断したことから▲評価としました。内埒沿いの馬場が大きく荒れていましたが、本当の埒ぎりぎりの箇所は比較的馬場が良く、そこを上手く走らせた鞍上の腕も評価したと感じました。ハンデ戦で軽斤量、逃げる同馬の一発の可能性は常に警戒するべきではないでしょうか。加えて重たい馬場の時は更に警戒すべきだと思います。
3着◎7フェアリーポルカ
五分スタートから、当初は10番手あたり、残り800m手前からマクリ、直線入口では3番手まで位置を上げるも、最後の最後に伸びを欠いての3着。好走要因は昨年の不良馬場で行われた同レースの覇者であり、同コースの適性の高さ、不良馬場を味方にできたこと、内埒沿いの馬群をスルスルと抜け出してきたように、小回りコースでの脚の回転の速さを起因とするコーナリングの上手さ、操縦性の高さにあると感じました。タフなレースで流石に最後の最後で脚勢は落ちてしまいましたが、上位の馬で一番辛い競馬でありながらも、3着まで脚を伸ばしてきた点は評価に値するのではないでしょうか。あまり人気にはなりづらい馬ではありますが、小回りコース、特に中山競馬場では4戦全て重賞で馬券内と安定した成績示していることから、十分に注意が必要であると思います。

続いて令和3年3月14日(日)第57回金鯱賞(GⅡ)の予想結果です。
勝ちタイム:2.01.8
1着:5ギベオン
2着:1デアリングタクト(クビ)
3着:10ポタジェ(1/2馬身)
4着:4グローリーヴェイズ(ハナ)
5着:7キセキ(1/2馬身)
6着:2サンレイポケット
7着:9サトノフラッグ
8着:5ペルシアンナイト
9着:6ジナンボー
10着:3ブラヴァス
配当
単勝5 2万2730円
馬連1-5 1万3570円
馬単5-1 6万2050円
3連複1-5-10 3万4650円
3連単5-1-10 78万3010円
2サンレイポケット (6着)
3ブラヴァス (10着)
4グローリーヴェイズ (4着)
1位1デアリングタクト 40.5(2着)
2位3ブラヴァス 19.0(10着)
3位4グローリーヴェイズ 16.5(4着)
◎3ブラヴァス
▲1・4
△2・7
三連単
③-①④-①②④⑦ 6点 → 外れ
①④-③-①②④⑦ 6点 → 外れ
1着5ギベオン、2着▲1デアリングタクト、3着10ポタジェでの決着。◎3ブラヴァスを三連単の1頭軸で勝負し、最下位に敗れてしまったため、独自予想を外してしまいました。
1着5ギベオン
五分のスタートから、終始先頭で競馬を進め、最後まで他馬に先頭を譲らず見事に勝利しました。勝因は重たい馬場で逃げた同馬に展開が向いたこと、重馬場とは言え、開幕週の馬場の中、終始内埒沿いで距離ロスを被らない競馬ができたこと、しんがり人気で他馬からは完全にノーマークであったこと、昨年の同レースにおいて勝ち馬から僅か0.4秒差の4着と検討しており、過去には唯一の重賞勝ちであるGⅢ中日新聞杯と同距離同コースであることを勘案すると中京競馬場での適性の高いことにあると感じました。得意の中京競馬場で人気薄で他馬からはノーマークの中、ロスなく果敢な逃げがハマった印象でした。しかし、3歳時にはブラストワンピースやインディチャンプのGⅠ馬と僅差の競馬を演じていた同馬、不振の期間が長すぎましたが、ここにきて復調気配にある可能性も十分あるのではないでしょうか。フロック視されていますので、次走敢えて狙ってみるのも面白いと感じました。
2着▲1デアリングタクト
五分のスタートから、道中は中段6番手で競馬を進め、直線で脚を伸ばすも2着まで。敗因は本番に向けた前哨戦での一叩きであったこと、中段、後方から脚を伸ばしてくる同馬にとって、一度下げてから外に出さざる負えない1枠1番はマイナスであったことにあると感じました。勝ち馬を甘く見過ぎてしまい、逃げ切られはしましたが、本番に向けての前哨戦としてはこの馬らしい、道中脚を溜めて直線に賭ける競馬は決して悪くはなかった印象を受けました。今回一度叩かれ、上積みが見込める、次走のGⅠクイーンエリザベス2世Cでは大きくパフォーマンスを上げてくるのではないでしょうか。楽しみで仕方がないです。
3着10ポタジェ
四分のスタートから、道中は3番手前後で競馬を進め、直線でも脚を伸ばすも3着まで。好走要因は終始3番手で不利なくスムーズな競馬ができたこと。敗因は8枠10番と大外枠で終始外々をまわる距離ロスを被る競馬であったことでしょうか。同馬を無印としたのは、4連勝でここに駒を進めてきたものの、前走はリステッド競争の白富士ステークスで僅かクビ差の勝利、流石にこのメンバーに入った時、力が足りないと判断したためでした。しかし、終わって見ればこのメンバー相手に。大外枠からの競馬で距離ロスを被るも、ソツのない競馬で3着。現状においても十分に重賞で通用することを証明した走りをみせてくれました。次走、どこを走るかは不明ですが、初重賞制覇をしていても全然不思議ではないのではないでしょうか。
10着◎3ブラヴァス
五分のスタートから、道中は3番手前後で競馬を進めるも、直線では脚が止まってしまい13着。敗因は「ペースが上がった途端にノメりだした。逃げ馬の後ろで理想的なところは取れたが、特殊な馬場を苦にしていた」との鞍上のコメントがあったことから馬場が合わなかったこと、終始内埒沿いに閉じ込められるような位置で馬が気負って平常心を失い、早くにスタミナを消費してしまったことにあると感じました。同馬のこれまでの重賞での安定した成績、同日阪神で開催されたGⅡフィリーズレビューにお手馬のヨカヨカが出走するにも関わらず鞍上が同馬を選んだこと、追い切りの動き良かったことから本命としましたが、期待通りとはなりませんでした。同馬の戦績、戦ってきた相手を考慮すると決して能力不足とは言えないのではないでしょうか。今回は運悪く特殊な馬場と気負って平常心を失ってしまっての敗戦と判断し、次走はどこを走るかは不明ですが、引き続き狙っていきたいと感じました。本命評価での10着しんがり負けは素直に反省したいと思います。

最後に令和3年3月7日(日)第55回フィリーズレビュー(GⅡ)の予想結果です。
勝ちタイム:1.20.7
1着:5シゲルピンクルビー
2着:8ヨカヨカ(クビ)
3着:13ミニーアイル(1馬身)
4着:4アンブレラデート(1/2馬身)
5着:3エルカスティージョ(クビ)
6着:6クープドクール
7着:18スティクス
8着:2テリーヌ
9着:16オパールムーン
10着:9ラヴケリー
11着:15エイシンヒテン
12着:1ゴールドチャリス
13着:10ヴァーチャリティ
14着:11ララクリスティーヌ
15着:12ブルーバード
16着:14ラストリージョ
17着:17フリード
18着:7ポールネイロン
配当
単勝5 1390円
馬連5-8 4070円
馬単5-8 7950円
3連複5-8-13 2万2730円
3連単5-8-13 10万9810円
3エルカスティージョ (5着)
8ヨカヨカ (2着)
1位16オパールムーン 37.2(9着)
2位8ヨカヨカ 20.2(2着)
3位9ラヴケリー 7.4(10着)
◎3エルカスティージョ
〇16オパールムーン
▲9・13
△2・8・11
三連複
③⑯-③⑨⑬⑯-②③⑧⑨⑪⑬⑯ 19点 → 外れ
三連単
③⑯-③⑨⑬⑯-③⑨⑬⑯ 12点 → 外れ
1着5シゲルピンクルビー、2着△8ヨカヨカ、3着▲13ミニーアイルでの決着。重い印を打った◎3エルカスティージョ、〇16オパールムーンそれぞれ5着、9着と馬券外に沈んでしまったため、独自予想を外してしまいました。
1着5シゲルピンクルビー
好スタートから、道中は6、7番手あたりで競馬を進め、直線では脚を伸ばして見事勝利しました。勝因は1400mの距離、3枠5番と好枠から終始内埒沿いでじっくりと脚を溜めることができたことにあると感じました。同馬を無印としたのは新馬戦では強い競馬をみせてくれたものの次走で前走のGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズでは17着と思ったよりも大きく負けており、追い切りの動きもいたって普通と流石にここでは力が足りないと判断したためでした。しかし、終わってみれば直線で前が壁になり、一旦外に出さざる負えないロスがありながらの差し切り勝ちと強い内容の競馬をみせてくれました。1400mの新馬戦と同じ舞台での今回の勝利は1400mスペシャリスト感を少々感じてしまいました。今回の勝利でGⅠ桜花賞の権利を獲得しましたが、条件は大敗したGⅠジュベナイルフィリーズと同じ阪神の1600mであることから少々強気にはなれないと感じています。新馬戦の走りから1400mでの一変を見抜けなかったことを反省したいと思います。
2着△8ヨカヨカ
好スタートから、道中は4番手前後で競馬を進め、直線でも脚を伸ばしての2着。1、2番手で競馬をした馬が速いペースで潰れてしまい17着、18着であることを考えると、先行した同馬にもまた苦しい展開であったのにも関わらずの2着は評価に値すると感じました。加えて、スタート直後の鞍上は手綱を引いており、少々折り合いを欠いていた様子でした。GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズでも勝ち馬とは僅か0.4秒差の5着であったこと、今回の2着の走りを総合すると重賞級のレベルにはある印象を受けました。しかし、GⅠ桜花賞の権利を獲得しましたが、GⅠ制覇となると少々荷が重いかも知れません。GⅠまでは難しいかも知れませんが、重賞であればどこかで15年以上ぶりの九州産馬による重賞制覇を成し遂げる可能性は十分にあるのではないでしょうか。
3着▲13ミニーアイル
四分スタートから、道中は15、6番手あたりで競馬を進め、直線では鋭く脚を伸ばすも3着。好走要因は前で競馬をした馬がハイペースで失速する中、後方でジックリ脚を溜めた同馬に展開が向いたことにあると感じました。同馬は前走で1200mの1勝クラスで勝利、大不振な距離延長組ではありましたが、3走前のGⅢファンタジーステークスでは6着も、レコード勝ちしたメイケイエールとは僅か0.4秒差であったことを考慮すると、ここでは十分馬券内の実力も備わっていたのではないでしょうか。しかし、GⅠ桜花賞への優先出走権は獲得しましたが、距離延長はマイナスでしょうし、余程のハイペースでない限りは上位進出は難しいかも知れません。流石にGⅠは難しいかも知れませんが、ハイペースでの一発の可能性は常に警戒が必要であると感じました。
5着◎3エルカスティージョ
五分スタートから、道中は15、6番手あたりで競馬を進め、直線では鋭く脚を伸ばすも5着まで。前で競馬をした馬がハイペースで失速する中、後方でジックリ脚を溜めた同馬に展開は向いた印象。しかし、最後の直線では殆ど最後方から馬群を捌くのに苦労をしていた様子であり、1戦1勝の2戦目の同馬には少々辛い競馬となってしまったことが馬券内には食い込むことができなかった要因ではないでしょうか。それでも2戦目、初重賞挑戦で勝ち馬とは僅か0.3秒差の5着までは脚を伸ばしてきたことは評価にあたるのではないでしょうか。伸びしろも感じ、先々は重賞でも十分通用してきそうな印象、更なる成長に期待したいと思います。本命馬の馬券外敗退は素直に反省したいと思います。
9着〇16オパールムーン
スタートで行き脚がつかず、道中は最後方で競馬を進め、直線では脚を伸ばすも9着まで。敗因は展開が向いたとは言え、大きく離されての最後方からの競馬は流石に後方過ぎたことにあると感じました。上がりの3Fは出走馬中最速ではありましたが、流石にあの位置からだとここまで持ってくるのが精いっぱいであった印象を受けました。加えて、前走のGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ(6着)や2走前のGⅢファンタジーステークス(2着)の時と比較すると、状態もイマイチであったのかなと感じました。それでも勝ち馬とは僅か0.6秒差であったことを考慮すると、一定の力をみせており、一度叩かれた次走はパフォーマンスを上げてくるのではないでしょうか。次走はどこを走るかは不明ですが、引き続き狙っていきたいと感じました。対抗評価での9着敗退は素直に反省したいと思います。
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