第21回チャンピオンズカップ(GⅠ)第54回ステイヤーズステークス(GⅡ)第71回チャレンジカップ(GⅢ)予想結果・回顧・反省

予想結果

まずは令和2年12月5日(土)第54回ステイヤーズステークス(GⅡ)の予想結果です。

第54回ステイヤーズステークス(GⅡ)結果

勝ちタイム:3.52.0

1着:11オセアグレイト
2着:13タガノディアマンテ(アタマ)
3着:3ポンデザール(1-1/2馬身)
4着:10タイセイトレイル(1馬身)
5着:9ヒュミドール(3/4馬身)
6着:4ボスジラ
7着:12ステイブラビッシモ
8着:6リッジマン
9着:2シルヴァンシャー
10着:8アドマイヤアルバ
11着:14ゴールドギア
12着:1オーシャンビュー
13着:5アルバート
14着:7メイショウテンゲン
15着:15ルミナスウォリアー

配当
単勝11 1380円
馬連11-13 1万1100円
馬単11-13 2万2550円
3連複3-11-13 1万3890円
3連単11-13-3 12万1150円

独自予想

◎2シルヴァンシャー

〇3ポンデザール

▲4ボスジラ

△5・7・9・11・13

三連単
②③-②③④-②③④⑤⑦⑨⑪⑬ 24点 → 外れ

回顧・反省

1着△11オセアグレイト、2着△13タガノディアマンテ、3着〇3ポンデザールでの決着。1着△11オセアグレイトが頭の三連単の買目はなく、独自予想を外してしまいました。

 

1着△11オセアグレイト
五分スタートから、道中は3番手前後で競馬を進め、直線でも脚を伸ばし、見事逃げた13タガノディアマンテをアタマ差で捕らえ勝利しました。勝因は上位の馬が逃げ先行馬で占めており、3番手で競馬をした同馬に展開が向いたこと、3600mを終始内埒沿いでロスなく、じっくりと脚を溜めることができたことにあると感じました。今年2月のGⅢダイヤモンドステークスでは後方で競馬をした馬が上位を占める中、同馬は先行し3着とステイヤーとしての資質の片鱗をみせており、今回の勝利で3000m以上での適性の高さを証明した印象を受けました。今回も出走し、過去にGⅡステイヤーズステークスを三連覇したアルバートが引退の道を選んだこともあり、新しい世代のステイヤーの誕生となる勝利であったと思います。GⅠ天皇所春を制覇するにはまだまだ力を付けていく必要があると思いますが、リピーター馬の多い同レース・GⅢダイヤモンドステークスにおいては、人気がなくても常に上位進出の可能性を考慮する必要があると感じました。

 

2着△13タガノディアマンテ
五分スタートから、道中は先頭で競馬を進め、直線で粘りをみせるも2着まで。好走要因は勝ち馬同様に上位の馬が逃げ先行馬が占める中、逃げた同馬に展開が向いたこと、3600mを自分のペースで、終始内でロスなく、じっくりと競馬ができたことにあると感じました。10ヵ月の休み明けを感じさせない見事な逃げの競馬であったと思います。次走は更なる上積みもあるのではないでしょうか。勝ち馬同様にまだ4歳と長距離路線では若く、今後の更なる活躍を期待したいと思います。

 

3着〇3ポンデザール
四分スタートから、道中は3番手前後で競馬を進め、直線では脚を伸ばすも3着まで。好走要因は勝ち馬同様に上位の馬が逃げ先行馬で占めており、3番手で競馬をした同馬に展開が向いたこと、3600mを終始内でロスなく、じっくりと脚を溜めることができたことにあると感じました。牝馬が活躍が難しい、この距離での3着は評価に値すると思いました。鞍上のコメントには「久しぶりで反応が悪くきつかった」との発言もあることから、一度叩かれた次走は更に高いパフォーマンスを発揮してくれるのではないでしょうか。春の天皇賞を制した牝馬は67年前のレダのみ。少々高い壁ではありますが、挑戦する価値はあるのではないでしょうか。

9着◎2シルヴァンシャー
四分スタートから、道中は8、9番手前後で競馬を進め、直線では伸びを欠いての9着。敗因は道中の位置取りがそのままの着順のような、上位の着順が逃げ先行馬が占める中、中段より若干後方からの競馬となってしまったこと、「こういう馬場も良くなかったと思う」と鞍上のコメントにもあるとおり、小雨の稍重の重たい馬場にあると感じました。勝ち時計も3分52秒0と極めて遅く、特殊な条件下でのレースでもあることから、このレースのみで評価を下げるべきではないと判断しました。次走に期待したいと思います。しかし、本命馬の9着大敗は素直に反省したいと思います。

続いて令和2年12月5日(土)第71回チャレンジカップ(GⅢ)の予想結果です。

第71回チャレンジカップ(GⅢ)結果

勝ちタイム:1.59.9

1着:7レイパパレ
2着:11ブラヴァス(1-1/2馬身)
3着:1ヒンドゥタイムズ(1/2馬身)
4着:9サトノクロニクル(2馬身)
5着:6ジェネラーレウーノ(3/4馬身)
6着:8ナイママ
7着:3セントウル
8着:5ロードクエスト
9着:2エヒト
10着:4キングニミッツ
11着:10トーアライジン

配当
単勝7 160円
馬連7-11 220円
馬単7-11 290円
3連複1-7-11 270円
3連単7-11-1 620円

独自予想

◎11ブラヴァス

〇1ヒンドゥタイムズ

▲7レイパパレ

△5・6・9

三連単
⑪-①-⑤⑥⑦⑨
⑦⑪-⑦⑪-① 6点 → 的中⑦-⑪-① 620円

回顧・反省

1着▲7レイパパレ、2着◎11ブラヴァス、3着〇1ヒンドゥタイムズと重い印を打った3頭で決着したため、保険のための買目でしたが、三連単を当てることができました。


1着▲7レイパパレ

五分のスタートから、道中は2番手で競馬を進め、直線では脚を伸ばして見事勝利しました。スタート直後に折り合いを欠いてしまい、最後まで脚が持つか心配になりましたが、53kgの斤量と能力の違いで勝利した印象を受けました。折り合いさえしっかりついていれば、圧勝もあったのではないでしょうか。同馬を3番手評価としたのは、4連勝こそしていますが、小さな馬体、初重賞挑戦、他馬との比較が難しい等、複数の不確定要素がありながら、1.6倍の圧倒的1番人気であり、馬券的妙味も著しく薄いためでした。424kgと小柄な馬であり、今後の斤量増に不安もありますが、気性が大人になって、願わくば馬体の成長と、心身共に更なる成長があれば、大きなレースを狙える器であると感じました。保険として同馬が頭の三連単を購入し、的中はしましたが、十分に力を見抜くことができなかったことは反省したいと思います。

2着◎11ブラヴァス
五分スタートから、道中は4~6番手あたりと中段で競馬を進め、直線で脚を伸ばすも2着まで。敗因は同馬も道中少々折り合いをかいてしまったこと、最後の直線で右にもモタれてしまい、十分に力を発揮することができなかったことにあると感じました。また、同馬の走りからは開催が進み若干馬場が荒れてきたことも影響した印象でした。それでも重賞で3戦連続連対と能力の高さを見せており、現時点においてはGⅠとなると少々敷居は高い印象ですが、少なくともGⅡ・GⅢでは引き続き勝ち負けの競馬をみせてくれるのではないでしょうか。更なる活躍を期待したいと思います。

 

3着〇1ヒンドゥタイムズ

五分のスタートから、道中は4番手前後で競馬を進め、直線では脚を伸ばすも3着まで。好走要因は終始内埒沿いで競馬を進め、全くもって距離ロスを被らない、堅実な競馬ができたこと、ハービンジャー産駒であり、開催が進み若干馬場が荒れてきたことがプラスに働いたことにあると感じました。ワンパンチは足りない印象ですが、競馬の上手さを感じる走りであったと思います。あまり重賞を勝ち切るようなイメージは湧きませんが、安定感を感じる競馬で、引き続き重賞でも馬券内に進出の可能性は十分に高いと思います。次走はGⅢ中山金杯あたりがベストな選択な気がします。

最後に令和2年12月6日(日)第21回チャンピオンズカップ(GⅠ)の予想結果です。

第21回チャンピオンズカップ(GⅠ)結果

勝ちタイム:1.49.3

1着:11チュウワウィザード
2着:2ゴールドドリーム(2-1/2馬身)
3着:13インティ(クビ)
4着:15クリソベリル(3/4馬身)
5着:12モズアスコット(3/4馬身)
6着:7カフェファラオ
7着:6エアスピネル
8着:1タイムフライヤー
9着:9アルクトス
10着:4エアアルマス
11着:5クリンチャー
12着:8サンライズノヴァ
13着:10アナザートゥルース
14着:16サトノティターン
15着:3メイショウワザシ
16着:14ヨシオ

配当
単勝11 1330円
馬連2-11 4010円
馬単11-2 1万1170円
3連複2-11-13 3万5310円
3連単11-2-13 20万6940円

上位追切評価馬(追切評価A以上)の結果

1タイムフライヤー(8着)

上位独自指数馬(上位1位~3位)の結果

1位15クリソベリル    43.4(4着)
2位2ゴールドドリーム   19.3(2着)
3位11チュウワウィザード  8.4(1着)

独自予想

◎15クリソベリル

▲1・2・11

△5・8

三連単
⑮-①②⑪-①②⑤⑧⑪ 12点 → 外れ
①②⑪-⑮-①②⑤⑧⑪ 12点 → 外れ
①②⑪-①②⑪-⑮    6点 → 外れ

回顧・反省

1着▲11チュウワウィザード、2着▲2ゴールドドリーム、3着13インティでの決着。◎15クリソベリルを三連単の1頭軸で勝負し、4着と敗れたため、独自予想を外してしまいました。

 

1着▲11チュウワウィザード
五分のスタートから、道中は中段から徐々に位置を上げる、直線では見事な脚で前を捕らえきり勝利しました。勝因は比較的先行争いが激しい中、じっくり中段で脚を溜め、前を見ながら競馬ができたこと、上手くクリソベリルを目標に競馬ができたことにあると感じました。加えて、11番枠と比較的外枠ではありましたが、馬が従順で、しっかりと鞍上の指示に応え、上手い位置取りで外に振られることもなく競馬ができたことも勝因の一つではないでしょうか。この馬の長所は、気性の良さから、とりわけ成績が安定していること、18戦10勝2着3回3着4回4着1と馬券外は僅か1回と突出しています。決して日本のダート界がクリソベリルの1強ではないことを示した見事な勝利であったと感じました。

2着▲2ゴールドドリーム
五分のスタートから、道中は10番手あたりと若干後方から、徐々に位置を上げる、直線では見事な脚をみせるも2着まで。好走要因はスタート直後挟まれてしまい、若干後手を踏んでしまいましたが、4コーナーまでは終始内埒沿いで競馬を進め、ロスの少ない競馬ができたこと、4コーナーから直線にかけて外に振られることなく、上手く回ってこられたことにあると感じました。7歳と全盛期は過ぎた印象ですが、古豪ここにありの見事な走りを見せてくれました。ここを目標に上手く調整されてきた印象であり、記憶が確かなら、引退を撤回しての今シーズンであったと思いますが、まだまだ一線級であることを証明したレースであったと思います。

3着13インティ
五分のスタートから、道中は2番手で競馬を進め、直線で粘りをみせるも3着まで。13番枠と前で競馬をする同馬にとって不利な枠であり、比較的先行争いが激しい中、2番手で競馬を進めたのにも関わらず、3着に粘ったことは評価に値すると感じました。GⅠフェブラリーステークス、JPNⅠ南部杯を続けて大敗していたことから、ピークが過ぎてしまったと無印としてしまいました。しかし、終わって見れば、不利な枠、不利な展開を跳ね除けての3着と正直予想外の強い競馬をみせてくれました。次走は積極的に狙っていきたいと思います。

 

4着◎15クリソベリル
五分のスタートから、道中は3番手あたりで競馬を進め、直線では伸びを欠いての4着。敗因は1~2コーナーで折り合いを欠いてしまい、2番手で競馬をしたインティに無理について行ってしまったこと、やはり15番枠と不利な枠にあると感じました。加えて、陣営より状態が良くなかったとのコメントがあり、万全の状態ではなかった印象を受けました。国内8戦8勝と全く底を見せていないこと、昨年の優勝馬であり、能力の高さで馬券内だけは外さないと判断しましたが、見る目がなかったと反省している次第です。追切で併せた相手に遅れをとって、勢いを感じなかった時点で疑問を持つべきでした。国内で初めて土がついてしまいましたが、国内トップクラスであることは間違いありません。まずは上手く立て直されて、来年も強いクリソベリルみせてくれることに期待したいと思います。

2020年 単複回収率・推奨馬券回収率

単勝回収率 90.9%

複勝回収率 90.6%

※ 2020年の◎(本命)の単複を100円ずつ購入した場合

現在回収率 84.0%

※ 2020年の買目を100円ずづ購入した場合

単複回収率・推奨馬券回収率

単勝回収率   97.6%

複勝回収率   90.2%

※ ブログ開設以来◎(本命)の単複を購入した場合

現在回収率   76.1%

※ 独自予想・ブログ開設以来買目を100円ずづ購入した場合




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