
まずは令和2年9月5日(土)第55回札幌2歳ステークス(GⅢ)の予想結果です。
勝ちタイム:1.48.2
1着:13ソダシ
2着:8ユーバーレーベン(クビ)
3着:6バスラットレオン(1-3/4馬身)
4着:14アオイゴールド(1/2馬身)
5着:2ヴェローチェオロ(クビ)
6着:12ヴィゴーレ
7着:7コスモアシュラ
8着:11ウイングリュック
9着:9ウインルーア
10着:10リキサントライ
11着:3ジオルティ
12着:4カガフラッシュ
13着:1ピンクカメハメハ
14着:5スライリー
配当
単勝13 470円
馬連8-13 2360円
馬単13-8 3920円
3連複6-8-13 3060円
3連単13-8-6 1万7670円
4カガフラッシュ (12着)
13ソダシ (1着)
1位9ウインルーア 17.0(9着)
2位6バスラットレオン 16.1(3着)
3位13ソダシ 13.4(1着)
◎13ソダシ
▲1・5・6・11
△4・8
三連複
⑬-①⑤⑥⑪-①④⑤⑥⑧⑪ 14点
→ 的中⑪-⑨-⑤ 3,060円
三連単
⑬-①⑤⑥⑪-①⑤⑥⑪
①⑤⑥⑪-⑬-①⑤⑥⑪ 24点 → 外れ
1着◎13ソダシ、2着△8ユーバーレーベン、3着▲6バスラットレオンでの決着。印を打った3頭での決着、本命の◎13ソダシが1着も、的中は三連複のみで三連単は外してしまい、結果トリガミとなってしまいました。
1着◎13ソダシ
好スタートから、道中は4番手前後で競馬を進め、直線では見事抜け出し勝利しました。勝因は洋芝・重い馬場の適性の高さ、結果的に終始馬場の良い所を選んで走ることができたこと、能力の高さにあると感じました。スタート直後は行きたがる素振りをみせて、鞍上も手綱を抑えて我慢をさせている様子からは、当初は気性面に問題ないと思っていましたが、幼さの面でまだまだ課題は残っているのかなと思いました。気性面が成長し、馬群で脚を溜める競馬ができるようになれば、更に上昇の余地は残っているのではないでしょうか。それでも道中相当抑えられてスタミナを消費し、△8ユーバーレーベンのマクリの影響を受けて、早仕掛け気味な競馬になりながらも勝利した内容は、素晴らしいものであると感じました。今後は上記のとおり気性の成長、野芝でどこまでやれるか、高速馬場になった場合どこまでやれるかが課題になるのではないでしょうか。
2着△8ユーバーレーベン
スタートで出遅れ、道中は最後方からの競馬も、向こう正面からマクリ、直線入口では3番手まで位置を上げ、直線でも伸びをみせての2着。勝因は向こう正面で一か八かでマクリを仕掛け見事にハマったこと、洋芝・重い馬場の適性の高さにあると感じました。スタートで出遅れて、向こう正面で一か八かでマクリ、直線での伸びと息をつく暇もない競馬、4コーナーで外にふくれてしまったにも関わらず2着まできたことは正直驚きました。並の馬であれば、しんがり負けも致し方ないのではないでしょうか。スムーズな競馬ができればどこまでやれるか楽しみに感じました。今後の課題はスタートと高速馬場になった場合どこまでやれるかではないでしょうか。
3着▲6バスラットレオン
五分のスタートから、道中は2番手前後で競馬を進め、直線で粘るも3着まで。今回の敗因は明確で1000m通過が59秒1と馬場状態と勘案するとハイペースであったことに尽きると感じました。勝った◎13ソダシこそ能力の高さで4番手から勝ち切りましたが、逃げた3番人気の1ピンクカメハメハが13着と大敗したことから、2番手で競馬を進めた同馬にとっては相当タフな展開であったと思います。そんなタフな展開の中、勝ち馬から0.3秒差の3着は褒めるに値する走りであったのではないでしょうか。次走はどこを走るかは不明ですが、その走りに期待したいと思います。

続いて令和2年9月6日(日)第56回新潟記念(GⅢ)の予想結果です。
勝ちタイム:1.59.9
1着:17ブラヴァス
2着:5ジナンボー(アタマ)
3着:16サンレイポケット(クビ)
4着:8サトノガーネット(1/2馬身)
5着:4サトノダムゼル(1馬身)
6着:14カデナ
7着:3ピースワンパラディ
8着:10ウインガナドル
9着:13ゴールドギア
10着:11ワーケア
11着:15リープフラウミルヒ
12着:9アイスストーム
13着:18サトノクロニクル
14着:7アールスター
15着:1インビジブルレイズ
16着:2アイスバブル
17着:6メートルダール
18着:12プレシャスブルー
配当
単勝17 500円
馬連5-17 1890円
馬単17-5 3330円
3連複5-16-17 6770円
3連単17-5-16 3万2940円
5ジナンボー (2着)
16サンレイポケット(3着)
17ブラヴァス (1着)
1位17ブラヴァス 15.8(1着)
2位16サンレイポケット 14.3(3着)
3位3ピースワンパラディ 9.6(7着)
3位11ワーケア 9.6(10着)
◎5ジナンボー
〇11ワーケア
▲16・17
△3・4・9・10
三連単
⑤⑪-⑤⑪⑯⑰-③④⑤⑨⑩⑪⑯⑰ 36点 → 外れ
1着▲17ブラヴァス、2着◎5ジナンボー、▲16サンレイポケットでの決着。重い印を打った3頭で決着するも1着▲17ブラヴァスを三連単の頭とした買目がなかったため、独自予想を外してしまいました。
1着▲17ブラヴァス
好スタートから、道中は18頭立ての9番手あたりと中段で競馬を進め、直線では脚を伸ばして見事勝利しました。勝因は好スタートから中段でじっくりと脚を溜められたこと、外で馬場の良い所を選んで走ることができたこと、追い切り時にも感じたのですが、状態の良さにあったと感じました。全く持ってスムーズな競馬であったと思います。ペースが比較的スローで差してきた点においては、展開は決して同馬に向いてはおらず、その中での差し切り勝ちは評価に値すると感じました。GⅠではまだ流石に敷居が高い印象ですが、まだ4歳と伸びしろも見込めることから、先々は大成の可能性も十分に秘めている馬であると感じました。
2着◎5ジナンボー
四分のスタートから、行き脚がつかずも、内埒沿いにピッタリにつけて、一気に先頭まで位置を上げて、道中は先頭をキープ、直線でも粘りをみせるも最後に勝ち馬に交わされての2着。スタート直後に他馬にぶつけられ後方に、スローペースと判断した鞍上が、内埒沿いから僅か数十センチの馬場の綺麗な個所を選んで、一気に先頭まで位置を上げました。スローペースで後方からの競馬では差し届かないと判断した、鞍上のナイスプレーが好走要因ではないでしょうか。見事な手綱さばきであったと思います。敗因はやはりスタート直後に他馬にぶつけられてしまったこと、こればかりはしょうがありませんが、ぶつけられずに上手く先行できればまた結果も違ったのではないでしょうか。今年のGⅠ大阪杯では強い馬を相手に果敢に2番手で競馬を進め、最後は脚が止まってしまい6着に敗れましたが、それでも勝ったラッキーライラックとは0.5秒差の僅差の競馬を演じています。同馬も少々GⅠとなると流石に敷居が高い印象ですが、近いうちに初重賞を制する日が来るのではないでしょうか。
3着▲16サンレイポケット
四分のスタートから、道中は11番手あたりで競馬を進め、直線では脚を伸ばすも3着まで。好走要因は中段やや後方でじっくりと脚を溜められたこと、外の馬場の良い所を選んで走ることができたことにあると感じました。残念だったのはやはり比較的スローペースで展開が向かなかったこと。それでも3着まで脚を伸ばして来たのは徐々に力をつけてきている証拠ではないでしょうか。左回りの直線の長い大箱コースの適性が高く、加えて流れる展開となった場合は、重賞制覇の可能性も十分に秘めていると感じました。次走はどこを走るかは不明ですが、引き続き注目したいと思います。
10着〇11ワーケア
五分のスタートから、道中は5、6番手あたりで競馬を進め、直線では伸びを欠いての10着。追切の動きからは物足りなさを感じ、完全に仕上途上と判断しましたが、流石にこの馬が適条件に53kgの斤量で出走できるのは、相当有利な状況下にあると感じて対抗としました。しかし、終わって見れば良い所なく10着と敗退。勝ち馬とは0.7秒差と着順ほどには離されていない点は不幸中の幸いです。次走、今回一度叩かれてのどこまで良化してくるかが鍵になるのではないでしょうか。次走に期待するとともに同馬の力を過信し、対抗評価で10着と不甲斐ない予想をしてしまったことを反省したいと思います。

最後に令和2年9月6日(日)第40回小倉2歳ステークス(GⅢ)の予想結果です。
勝ちタイム:1.09.6
1着:8メイケイエール
2着:9モントライゼ(1-1/4馬身)
3着:2フォドラ(4馬身)
4着:7ルクシオン(2馬身)
5着:10フリード(ハナ)
6着:5アールラプチャー
7着:1ラマルセイエーズ
8着:6セレッソフレイム
9着:4リサコーハク
10着:3カシノレオ
配当
単勝8 630円
馬連8-9 470円
馬単8-9 1330円
3連複2-8-9 1080円
3連単8-9-2 6280円
6セレッソフレイム(8着)
9モントライゼ (2着)
1位9モントライゼ 33.9(2着)
2位8メイケイエール 16.1(1着)
3位11セレッソフレイム 12.5(8着)
◎9モントライゼ
▲5・6
△1・3・8・10
三連単
⑨-⑤⑥-①③⑤⑥⑧⑩ 10点 → 外れ
1着△8メイケイエール、2着◎9モントライゼ、3着2フォドラでの決着。◎9モントライゼを三連単の1頭軸頭で勝負し、2着と敗れてしまったため、独自予想を外してしまいました。
1着△8メイケイエール
スタートで出遅れる、道中、後方から中段まで位置を上げる、直線では伸びを見せての勝利。勝因は終始外をまわしたことで馬場の良い所を走ることができたこと位しか見当たらず、完全に能力の違いで押し切った印象を受けました。スタートでの出遅れ、道中は折り合いを欠き、馬場の良い所を走ることはできましたが、終始外々を走らざる負えない距離ロスを被る競馬ながら勝ち切った内容は驚きを隠すことはできませんでした。2番人気でしたが、少々評価を落としたのは、折り合いをつけることが相当難しそうな印象であり、力を出し切れない可能性が高いこと、追い切りからはあまり前走からの上積みを感じることできず、前走である程度仕上がってしまっていたのかな感じたためでした。案の定、出遅れ、道中折り合いを欠いたのですが、それを凌駕する能力の高さは想像外でした。現状でも相当強い競馬をみせてくれましたが、気性の成長とともに、スムーズな競馬ができれば末恐ろしい馬だなと思いました。
2着◎9モントライゼ
五分のスタートから、道中は2番手で競馬を進め、直線で粘りをみせるも2着。好走要因は楽に先行しスムーズな競馬ができたこと、馬場の良い所をある程度選んで走ることができたことにあると感じました。折り合いもついて、終始スムーズな競馬ができ、優等生の競馬であった印象を受けました。少々残念だったのは前々走・前走ともに稍重の馬場で好走していたことから、重い馬場をこなすと感じていたのですが、レース後の鞍上のコメントで「馬場が悪くなりすぎた」とのことで、力を十分に出し切れなかった様子でした。2戦目の未勝利戦の大差勝ちの走りからはもう少しやれてもよかったのかなと感じたところです。次走以降は折り合いに問題がないことから、距離を伸ばしてどこまでやれるか、また、未経験の良馬場での走りを見てみたいと思います。現時点において、世代では能力上位だとは思いますが、力を測りきれていないと言うのが正直な感想です。
3着2フォドラ
五分スタートから、道中は5番手前後と中段で競馬を進め、直線では伸びを見せての3着。敗因は2番枠と内枠で上位2頭とは異なり、馬場のあまり良くない内を走らざる負えなかったことにあると感じました。それでも3着まで脚を伸ばした点は離されはしましたが、評価すべき点であると思います。同馬を無印としたのは上記のとおり2番枠で馬場の良くないところを走らされると感じたこと、400kgそこそこの小柄な馬体で前走は涼しい函館、今回は暑い小倉と2歳牝馬の精神面、馬体面にリスクがあると感じたためでした。前走のGⅢ函館2歳ステークスでは勝ち馬から僅か0.1秒差の4着、今回は離されはしましたが3着と思っていた以上に能力の高いと感じました。今後は馬券的には軽んずべからずで、馬体の成長次第では面白い馬になる可能性を秘めているのではないでしょうか。
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