
まずは令和2年4月25日(土)第17回福島牝馬ステークス(GⅢ)の予想結果です。
勝ちタイム:1.46.8
1着:14フェアリーポルカ
2着:5リープフラウミルヒ(3/4馬身)
3着:16ランドネ(1-1/4馬身)
4着:6カリビアンゴールド(ハナ)
5着:3サラキア(3/4馬身)
6着:9レッドアネモス
7着:2フィリアプーラ
8着:13リュヌルージュ
9着:7マルシュロレーヌ
10着:10ハーレムライン
11着:4アロハリリー
12着:1エスポワール
13着:11デンコウアンジュ
14着:15ショウナンバビアナ
15着:8ダノングレース
16着:12モルフェオルフェ
配当
単勝14 540円
馬連5-14 2万1670円
馬単14-5 3万50円
3連複5-14-16 64万1600円
3連単14-5-16 227万8000円
1エスポワール (12着)
2フィリアプーラ(7着)
9レッドアネモス(9着)
1位1エスポワール 24.1(12着)
2位11デンコウアンジュ 16.1(13着)
3位3サラキア 12.1(5着)
◎1エスポワール
〇11デンコウアンジュ
▲2フィリアプーラ
△3・6・7・8・9・13・14
三連単
①⑪-①②⑪-①②③⑥⑦⑧⑨⑪⑬⑭ 32点 → 外れ
1着△14フェアリーポルカ、2着5リープフラウミルヒ、3着16ランドネでの決着。5リープフラウミルヒ及び16ランドネ絡みの買目はなく独自予想を大きく外してしまいました。
1着△14フェアリーポルカ
前走のGⅢ中山牝馬ステークスでは52kgの斤量、2枠3番と好枠から内埒沿いの好位で先行し脚を溜められたことが勝因であったと考えていました。今回は一転斤量54kgと2kg増、7枠14番と外枠で距離ロスを被る可能性が高い判断したことから実力を認めつつも評価を下げてしまいました。しかし、終わって見れば外枠ながら上手く内埒沿いに潜り込み、脚を溜め、いつもより後ろからの競馬となりましたが、前が速く同馬に展開が向き、直線でも綺麗に前が空き、見事勝利となりました。今回は鞍上の上手い位置取り、展開が向いたこと等、同馬に運が味方した印象ではありますが、力を付けてきているのも事実でしょう。ピッチ走法で小回りの競馬場を内枠からロスなく走ることが同馬の必勝パターンではありますが、次走大箱コースの東京競馬場のGⅠヴィクトリアマイルに出走してきても、内枠を引くことさえできれば馬券内の可能性は十分にあると感じた1戦でした。
2着5リープフラウミルヒ
前走は3勝クラスの美浦ステークスで3着。ここ4戦は3勝クラスを勝てないもの掲示板には載り続け、勝ち馬とは僅差の競馬を演じていました。五分のスタートから中段で馬群の中でじっくりと脚を溜められたことが2着と好走した要因であると思いますが、ハンデ戦ではない別定戦で54kgを背負いつつ、ここまで走って来るとは正直予想はできませんでした。相手なりに走れる馬なのかもしれません。小柄な馬で若干では昨年の比較すると場体重が増えているのもプラスに働いているのではないでしょうか。力を測るにはもう1戦様子を見たいところですが、定量戦でフロック感がしないこともあり、次走も人気にならない場合は積極的に狙ってみるのも手であると感じています。
3着16ランドネ
前走はGⅢ愛知杯で16着。発馬直前に蹄鉄を4本打ち替えるアクシデントががありましたが、レースでは道中殆ど揉まれずに2番手で競馬を進め、直線でも粘りを見せて15番人気ながら3着と好走しました。「能力はありますから、精神面がしっかりしてきてほしいです」とレース後の鞍上のコメントからはここしばらくの不振は能力云々よりも、どれだけ平常心でレースに望めるか、レース中に気持ちを切らさずに走れるかによると感じました。同馬以外の前で競馬をした馬が全滅していることからは能力の高ささえ感じました。それを踏まえ、再度前走のGⅢ愛知杯のレースを見てみると途中で走るのを止めてしまい大敗した印象を受けたところです。単純に前走大敗していること、斤量増、大外枠であることを理由に無印としましたが、今回の結果からは気持ち良く走れさえすれば重賞でも馬券内に入るだけの力の持ち主であることが分かりました。今後は人気を背負うときは当てにはなりませんが、今回のように人気薄の場合は三連系の紐には入れておくべき馬であると感じました。
12着◎1エスポワール
前走はGⅢ中山牝馬ステークスで3着。前走は休み明け、出遅れ、終始外をまわっており距離ロス大きい競馬、重めと敗因がいくつも挙げることができる中、それでも勝ち馬から0.2秒差の3着と馬券内まで脚を伸ばしてきたことから本命としました。しかし、終わってみれば12着と大敗。敗因は「ゲート裏で長く待たされ過ぎました。もう集中力が切れていました。」と鞍上のコメントにもあるとおり16ランドネの蹄鉄の打ち替えのためにゲート裏で待たされてしまったこと、スタート直後に大きく折り合いを欠いてしまったこと、力んで走っている様子でレースの流れに乗れずにチグハグな競馬となってしまったことにあると感じました。3着以内の馬券内を外したのは昨年のGⅠ秋華賞と今回のみと本来は能力の高い馬、次走はどこを走るかは不明ですが、スムーズな競馬を期待して引き続き狙っていきたいと思います。それでも本命馬の12着大敗は反省したいと思います。
13着〇11デンコウアンジュ
前走はGⅢ中山牝馬ステークスで4着。近走の安定感、他馬と斤量面で大きく条件が好転することから対抗評価としました。しかし、「道中で他馬に何度かぶつけられる不利があったからね。牝馬だし、あれだけスムーズさを欠くと気持ちが切れて競馬にならなかった」との鞍上のコメントにもあるとおり、位置取り悪く、外々を走る距離ロスの大きな競馬に加えて、一列内を走っていた8ダノングレースに道中何度かぶつけられ、その度に外に振られる可哀そうな競馬となってしまいました。牝馬で7歳となりましたが近走の走りからは衰えは感じないことから、今回の大敗で人気を落とす場合は次走も積極的に狙っていきたいと思います。

続いて令和2年4月26日(日)第55回 フローラステークス(GⅡ)の予想結果です。
勝ちタイム:1.58.7
1着:3ウインマリリン
2着:7ホウオウピースフル(クビ)
3着:16フアナ(クビ)
4着:15ショウナンハレルヤ(2馬身)
5着:9スカイグルーヴ(1-1/4馬身)
6着:13シャレード
7着:11レッドルレーヴ
8着:5ルトロヴァイユ
9着:10ヒューマンコメディ
10着:12ヴォリアーモ
11着:1エレヴァテッツァ
12着:2セイウンヴィーナス
13着:17レッドサーシャ
14着:14テイエムフローラ
15着:4シャンドフルール
16着:6ウィスパリンホープ
17着:8リヴァージュ
配当
単勝3 1140円
馬連3-7 2810円
馬単3-7 6290円
3連複3-7-16 1万2460円
3連単3-7-16 7万1090円
1エレヴァテッツァ (11着)
9スカイグルーヴ (5着)
15ショウナンハレルヤ (4着)
16フアナ (3着)
1位9スカイグルーヴ 40.6(5着)
2位3ウインマリリン 11.9(1着)
3位11レッドルレーヴ 8.9(7着)
◎9スカイグルーヴ
△1・3・6・11
✕2・5・7・12・15・16
三連単
⑨-①③⑥⑪-①②③⑤⑥⑦⑪⑫⑮⑯ 36点 → 外れ
1着△3ウインマリリン、2着✕7ホウオウピースフル、3着✕15ショウナンハレルヤでの決着。一頭軸とした◎9スカイグルーヴは5着と馬券外に沈んだため、独自予想を外してしまいました。
1着△3ウインマリリン
五分のスタートから、道中は4、5番手で競馬を進め、直線で伸びを見せて見事勝利しました。勝因は先行し終始内埒沿いで全くもって距離ロスのないスムーズな競馬ができたことにあると感じました。前で競馬をした馬が全滅する中で、先行しての勝利は価値のあるものであったと思います。次走はGⅠ優駿牝馬になると思いますが、レースのペース次第では先行から抜け出し粘り切る競馬で十分に掲示板に載る可能性はあるのではないでしょうか。ただし今回-10kgと過去最低馬体重とかなり仕上げてきた様子であり、本番に向けての上積みはあまり大きくはないかもしれません。
2着✕7ホウオウピースフル
五分のスタートから、道中は4、5番手と勝った△3ウインマリリンと同じような位置で競馬を進め、直線で伸びを見せての2着。2着と好走しましたが、スタート直後折り合いを欠いていたこと、直線で前が壁になってしまい追い出しが遅れてしまったことを勘案すると勝ち馬以上に強い内容であったと思います。この馬も次走はGⅠ優駿牝馬になると思いますが、スムーズな競馬ができれば十分に馬券内の可能性はあると感じた1戦でありました。
3着✕16フアナ
道中は10番手前後で競馬を進め直線で差してきての3着。流石に16番枠からの競馬は不利であり、直線でも前が完全に壁になり追い出しが遅れてしまいました。それでも3着まで脚を伸ばしてきた走りは評価に値する内容であったと思います。GⅠ優駿牝馬への優先出走権は同レースの場合2着までであり、残念ながら切符は逃してしまいましたが、新馬戦で超良血で素質馬のアドマイヤビルゴに4分の3馬身差まで詰め寄る僅差の競馬もしており、先々は相当走ってくる可能性は高いと感じました。
5着◎9スカイグルーヴ
前走のGⅢ京成杯では、牡馬相手、不利な大外枠、直線で抜け出してからソラを使ってしまったにも関わらず2着と好走しました。スムーズな競馬が出来なかったのにも関わらず決して弱くはない相手に好走したことから今回は本命としたところです。しかし、終わってみれば5着。敗因は道中折り合いを欠いてしまったこと、-14kgの馬体減であったこと、馬体減の影響もあるとは思いますが、残り150m辺りから脚が止まっており、スタミナ不足であったことにあると感じました。同馬の母アドマイヤセプターは短距離馬でしたから、血統的にも距離が長かったのかもしれませんが、なんとなくですが、調整が上手く行かなかった印象をうけたところです。まずは減った馬体を戻すことが急務かなと。前走の走りから能力はあると思うのですが・・・・。1番人気を本命とし、馬券外の結果は素直に反省したいと思います。

最後に令和2年4月26日(日)第51回 マイラーズカップ(GⅡ)の予想結果です。
勝ちタイム:1.32.4
1着:1インディチャンプ
2着:5ベステンダンク(2馬身)
3着:7ヴァンドギャルド(1-1/2馬身)
4着:6ロードクエスト(1/2馬身)
5着:10ヴァルディゼール(1-1/4馬身)
6着:12レッドヴェイロン
7着:2ランスオブプラーナ
8着:4ブラックムーン
9着:9リコーワルサー
10着:8カルヴァリオ
11着:3タイムトリップ
取消:11フィアーノロマーノ
配当
単勝1 160円
馬連1-5 2800円
馬単1-5 2750円
3連複1-5-7 2550円
3連単1-5-7 1万3350円
7ヴァンドギャルド (3着)
11フィアーノロマーノ(取消)
1位1インディチャンプ 26.3(1着)
2位11フィアーノロマーノ 23.2(取消)
3位7ヴァンドギャルド 15.2(3着)
◎7ヴァンドギャルド
〇11フィアーノロマーノ
▲10ヴァルディゼール
△1インディチャンプ
三連単
⑦⑪-⑦⑩⑪-①⑦⑩⑪ 8点
→ 返還 700円(7点)
1着△1インディチャンプ、2着5ベステンダンク、3着◎7ヴァンドギャルドでの決着。〇11フィアーノロマーノの出走取消で独自予想8点勝負のうち7点が返還となり、残った1点も外してしまいました。
1着△1インディチャンプ
道中は先行し、直線で抜け出し見事勝利しました。他馬より2kg重い58kgの斤量、追切で僚馬に遅れてとって最後に失速していたこと、本番前の前哨戦では走らない馬で今回もGⅠ安田記念に向けての一叩きであると感じたことから1番人気でしたが評価を下げました。しかし、終わって見れば〇11フィアーノロマーノの出走取消、◎7ヴァンドギャルドの出遅れと、まだまだ7分のデキの同馬でも勝てるレースとなったことが勝因であると感じました。今回の勝利は運が味方した印象ですが、一度叩かれた次走のGⅠ安田記念では大きくパフォーマンスを上げてくると思います。
2着5ベステンダンク
道中は2番手で競馬を進め、直線でも粘りを見せての2着。上手く先行しスムーズでロスのない競馬ができたこと、〇11フィアーノロマーノの出走取消と◎7ヴァンドギャルドの出遅れで運が向いたことが好走要因であると感じました。今回の走りで次走も重賞で勝ち負けできるかと問われると、正直難しい印象を受けました。
3着◎7ヴァンドギャルド
スタートで大きく出遅れてしまったことが敗因の全てであった感じました。道中は最後方、直線だけで3着まで伸びて来た脚は素晴らしかったと思います。古馬となって走りに厚みができた印象であり、出遅れ癖さえ直ればいつでも重賞は勝てる逸材ではないでしょうか。
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