
まずは令和2年4月18日(土)第29回アーリントンカップ(GⅢ)の予想結果です。
勝ちタイム:1.34.3
1着:6タイセイビジョン
2着:10ギルデッドミラー(2馬身)
3着:9プリンスリターン(クビ)
4着:7ボンオムトゥック(クビ)
5着:4トリプルエース(1-3/4馬身)
6着:5ジュンライトボルト
7着:8リインフォース
8着:3チュウワノキセキ
9着:12グランレイ
10着:11ロードベイリーフ
11着:2デュードヴァン
12着:1ノルカソルカ
配当
単勝6 300円
馬連6-10 1160円
馬単6-10 1750円
3連複6-9-10 2320円
3連単6-10-9 8210円
9プリンスリターン(3着)
12グランレイ (9着)
1位6タイセイビジョン 31.1(1着)
2位7ボンオムトゥック 16.1(4着)
3位9プリンスリターン 15.0(3着)
◎1ノルカソルカ
〇9プリンスリターン
▲7
△2・4・6・10
三連複
①⑨-①⑦⑨-①②④⑥⑦⑨⑩ 13点 → 外れ
三連単
①⑨-①⑦⑨-①②④⑥⑦⑨⑩ 20点 → 外れ
1着△6タイセイビジョン、2着△10ギルデッドミラー、3着〇9プリンスリターンでの決着。印を馬での決着となりましたが買目にはなく独自予想を外してしまいました。
1着△6タイセイビジョン
前走のGⅠ朝日杯フューチュリティステークスでサリオスの2着、2走前に京王杯2歳ステークスを制し、能力の高さを認めつつ、本来は本命とすべきも、馬体の太め感、追切の動きから次走GⅠNHKマイルカップに向けて一叩き感が強く人気も背負っていたことから評価を下げました。しかし、終わって見れば後方で脚を溜め、直線ではインをついて運よく前も空いての見事な勝利。能力の違いで勝利した印象、一度叩かれた次走は更にパフォーマンスを上げくると感じました。
2着△10ギルデッドミラー
過去にGⅢ毎日制したサトノインプレッサやGⅡチューリップ賞を制したマルターズディオサと僅差の競馬を繰り広げてきました。強い相手と僅差の競馬をしていることから能力は認めるものの、折り合いに課題があり、前に壁を作りずらい10番枠をひいたこと、前走から200mの距離延長がマイナスに働くと判断したことから重い印を打つことができませんでした。しかし、終わってみれば少々折り合いを欠いたものの、前に9プリンスリターンと11ロードベイリーフがいて上手く壁を作ることに成功し、折り合いをつけることができました。勝ち馬にこそ2馬身程離されましたが、折り合いさえつけば重賞でも勝ち負けの可能性は十分であることを証明した1戦となりました。かといって流石に現状においてGⅠNHKマイルカップでは少々力が足りない印象です。
3着〇9プリンスリターン
前走はGⅢシンザン記念で2着。前走のGⅢシンザン記念では牝馬のサンクテュエールにこそクビ差で敗れましたが、3着で後にGⅢきさらぎ賞を制するコルテジアには4馬身差をつける強い競馬を披露しました。折り合いがつき、その操縦性の高さ、今回も結果5番人気と前走のように強い馬と僅差の競馬をしていてもあまり人気ならないことから対抗としました。しかし、終わってみれば展開に泣かされてしまった印象、1着は追い込み馬、2着は差し馬であり、逃げた1ノルカソルカはしんがり負けと2番手で競馬を進めた同馬にとってかなり辛い状況となってしまいました。それでも前で競馬をした馬が同馬を除き全滅したなか、3着と馬券内に粘るあたりは能力の高さを再度感じさせてくれました。この馬も流石にGⅠでは力は足りないかも知れませんが、重賞での勝利の可能性は十分に秘めていると思います。
12着◎1ノルカソルカ
前走は未勝利戦を勝利。昨年10月の新馬戦では逃げてGⅢ毎日杯を制したサトノインプレッサに0.1秒差と僅差を演じていること、1枠1番と逃げ馬には絶好枠であること、重馬場適性を見込めること、6番人気と馬券的妙味が高かったことから本命としました。しかし、終わって見ると前で競馬をした馬が全滅の展開。逃げた同馬はしんがり負けの12着と大敗してしまいました。重たい馬場で後続に脚を使わせていったいった競馬を予想していましたが、全く持って見当違いとなってしまいました。本命馬のしんがり負けは流石に反省しきりです。

続いて令和2年4月19日(日)第25回 アンタレスステークス(GⅢ)の予想結果です。
勝ちタイム:1.49.8
1着:8ウェスタールンド
2着:11アナザートゥルース(1-3/4馬身)
3着:4クリンチャー(ハナ)
4着:15リワードアンヴァル(ハナ)
5着:9コマビショウ(3/4馬身)
6着:10サトノプライム
7着:6アングライフェン
8着:3ロードゴラッソ
9着:14メイショウスミトモ
10着:12モズアトラクション
11着:13ナムラアラシ
12着:1ノーブルサターン
13着:2ワイルドカード
14着:7ベストタッチダウン
15着:5ルールソヴァール
16着:16メイショウワザシ
配当
単勝8 750円
馬連8-11 3930円
馬単8-11 7820円
3連複4-8-11 4660円
3連単8-11-4 3万410円
7ベストタッチダウン(14着)
8ウェスタールンド (1着)
1位4クリンチャー 27.7(3着)
2位7ベストタッチダウン 26.9(14着)
3位3ロードゴラッソ 10.9(8着)
3位8ウェスタールンド 10.9(1着)
◎4クリンチャー
△2・7・8
×3・6・15・16
三連単
④-②⑦⑧-②③⑥⑦⑧⑮⑯
②⑦⑧-④-②③⑥⑦⑧⑮⑯ 36点 → 外れ
1着△8ウェスタールンド、2着11アナザートゥルース、3着◎4クリンチャーでの決着。連軸とした◎4クリンチャーは3着、11アナザートゥルース絡みの買目が全くなかったため、独自予想を外してしまいました。
1着△8ウェスタールンド
この馬の真骨頂である後方からの競馬で見事勝利しました。勝因は前で競馬をした5ルールソヴァール、7ベストタッチダウン、16メイショウワザシといった馬たちが大敗していることから展開が大きく同馬に向いたことにあると判断しました。加えて、追い込み脚質上勝ち切れレースが続いていましたが、常に勝ち馬とは僅差の競馬を続けており、一昨年のGⅠチャンピオンズカップで2着と実力の高さは証明済みでした。6歳にはなりましたが、今回のレースからは衰えは全く感じず、次走はどこを走るかは不明ですが、GⅠでも再度馬券内に入る実力はあるのではないでしょうか。特に速い逃げ馬が揃った場合は十分に注意が必要と感じました。
2着11アナザートゥルース
前で競馬をした馬が大敗する中、先行し見事2着に粘り込みました。展開が同馬に向いた印象はありませんが、昨年の同レースを制しており、阪神競馬場での適性の高さが好走要因であると感じました。昨年このレースを勝利した後は地方交流戦でそこそこ成績を残し、大きく負けることはないものの、物足りないレースが続いていました。同馬を無印としたのは上記のとおり近走に不満があったことと、58kgのトップハンデを嫌ったことにあります。しかし、終わって見れば阪神競馬場での適性の高さを味方に2着好走、自分の見る目のなさを反省するとともに、今後は阪神競馬場でのレースに出走してきた場合は人気がなくとも十分注意すべき馬であると感じました。
3着◎4クリンチャー
後方から競馬を進めると予想していましたが、中段よりやや前に位置し思ったより前での競馬となりました。今回の敗因は前で競馬を進めた馬が殆ど全滅したことから、前2走のような後方で脚を溜める競馬をしなかったことにあると感じました。前走のGⅢマーチステークスでは相手強化、トップハンデにも関わらず上がりの3Fは出走馬中最速、勝ち馬との斤量差を考慮すると殆ど勝ちに等しい内容であったこと、重い馬場であっても、既に2戦続けて稍重ではありますが、経験をしており不安が少ないないこと、前走同様に逃げ先行馬が多く、前が流れる展開で後ろで競馬をする同馬に展開が向く可能性が高いことから本命としましたが思ったような位置取りとはなりませんでした。今回こそ後方で脚を溜めて直線にかける競馬をしていれば結果は違ったのではないでしょうか。それでも勝ち馬とは0.3秒差の僅差であり、能力上位であることは証明したと思います。いつでも重賞は勝てる馬であると感じるのと同時に次走も引き続き期待したいと思います。

最後に令和2年4月19日(日)第80回 皐月賞(GⅠ)の予想結果です。
勝ちタイム:2.00.7
1着:1コントレイル
2着:7サリオス(1/2馬身)
3着:16ガロアクリーク(3-1/2馬身)
4着:8ウインカーネリアン(1-1/4馬身)
5着:5サトノフラッグ(1-1/4馬身)
6着:13ダーリントンホール
7着:3コルテジア
8着:17ヴェルトライゼンデ
9着:9ブラックホール
10着:6ディープボンド
11着:2レクセランス
12着:10アメリカンシード
13着:12マイラプソディ
14着:18ビターエンダー
15着:15ラインベック
16着:11クリスタルブラック
17着:14キメラヴェリテ
18着:4テンピン
配当
単勝1 270円
馬連1-7 660円
馬単1-7 1120円
3連複1-7-16 9150円
3連単1-7-16 2万6310円
5サトノフラッグ (5着)
16ガロアクリーク(3着)
1位5サトノフラッグ 31.3(5着)
2位7サリオス 19.0(2着)
3位1コントレイル 18.4(1着)
◎5サトノフラッグ
〇1コントレイル
▲17
△7・9・11・12・13・14・16・18
三連単
①⑤-①⑤⑰-①⑤⑦⑨⑪⑫⑬⑭⑯⑰⑱ 36点 → 外れ
1着〇1コントレイル、2着△7サリオス、3着△16ガロアクリークでの決着。印を馬での決着となりましたが買目にはなく独自予想を外してしまいました。追切評価Aの馬、独自指数上位の4頭が1、2、3、5着としていることから、もう少し上手く予想を組み立てることができなかったものかと反省している次第です。
1着〇1コントレイル
1枠1番と最内枠が仇となり序盤は外に出せず、中団よりやや後方といつもより後ろからの競馬となってしまいました。1コーナーで他馬との接触もあった様子で、4コーナでは大外をまわさざる負えない距離ロスが発生する競馬でした。このように決してスムーズとは言えない競馬でありながら、直線では上がり3F出走馬中最速の素晴らしい脚で他馬を抜き去り見事勝利した内容はまさに圧巻の競馬であったと思います。次走はGⅠ東京優駿に出走してくると思いますが、距離は十分に持ちそうな印象であり、小回りの中山競馬場より確実に大箱の東京競馬場の方が同馬の適性は高いのではないでしょうか。また、休み明けを一度叩かれた上積みも見込めることを考慮するとこの馬を負かす存在は頭に浮かばないというのが正直な感想です。今回は不利がありながらも能力の違いで勝利した印象でした。現時点におけるGⅠ東京優駿の本命は同馬です。
2着△7サリオス
先行しロスの少ないスムーズな競馬ができたことが2着と好走した要因であると感じました。加えて、鞍上が馬場の悪い所を避けて競馬をする位置取りの上手さも好走要因のひとつであったと思います。今まで長い距離を走らせる選択がありながらも3戦続けてマイルの距離を走ってきたことから、今回の2000mは少々距離が長いと判断し評価を下げた次第です。しかし、終わって見れば1コントレイルに半馬身差の2着、鞍上の位置取りの上手さもありますが、3着に3馬身半差をつけていることからも少々過小評価をし過ぎたと反省している次第です。次走はGⅠNHKマイルカップに行くのかはたまたGⅠ東京優駿を選択するかは不明ですが、GⅠNHKマイルカップに出走して来た場合は相当怖い存在であると感じました。2400mのGⅠ東京優駿の場合は流石に距離が長すぎると感じているところです。
3着△16ガロアクリーク
道中は中段よりやや後方で競馬を進め、直線では伸びを見せての3着。追切評価Aと最終追切を見た時に1番良く見えたのが同馬でした。勝ち馬からは4馬身、2着馬からは3馬身半と離されはしましたが、追切の動きが示すとおり状態が良かったこと、16番枠と少々外をまわさざる負えない距離ロスはありましたが、スムーズな競馬ができたことが好走の要因であると感じました。父がキンシャサノキセキと産駒は短距離馬ばかり活躍が目立つことから、16番枠も相成って強く推すことができませんでした。流石に2400mのGⅠ日本優駿は距離が長いと感じますが、一発の可能性は全くないかといわれると回答に窮する存在です。「この馬のいいところはリラックスして走れるところ」と鞍上のコメントもあり、2000mまでの重賞であれば再度制する日もそう遠くはないと思います。
5着◎5サトノフラッグ
道中は中段で競馬を進め、4コーナーで勝った1コントレイルと一緒に良い感じて位置を上げていきましたが、直線での伸びはいまいちで掲示板ぎりぎりの5着と敗退しました。敗因らしい敗因というのが見つけられず悔しいのですが、レースをひととおり見て感じたのは少々仕掛けが早すぎた可能性があると感じました。早めに位置を上げていきましたが、ゴール前200mあたりから勢いが衰えてしまった様子からはスタミナ切れの印象を受けたところです。加えて、前走の重馬場で勝利したGⅡ弥生賞ディープインパクト記念の回顧でもコメントしましたが、勝ちはしたものの決して重い馬場の適性は高くはないと感じました。予想的には本命馬の5着敗退は自分の見る目がなかったと反省したいと思います。
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