
まずは令和2年4月11日(土)第38回 ニュージーランドトロフィー(GⅡ)の回顧・反省から始めたいと思います。
◎7ソウルトレイン
△1・9・10・11
×12・14・16
三連複
④-①⑨⑩⑪-①⑨⑩⑪⑫⑭⑯ 26点 → 外れ
三連単
⑦-①⑨⑩⑪-①⑨⑩⑪ 12点 → 外れ
勝ちタイム:1.33.0
1着:11ルフトシュトローム
2着:14シーズンズギフト(1/2馬身)
3着:16ウイングレイテスト(クビ)
4着:12アブソルティスモ(2-1/2馬身)
5着:7ソウルトレイン(アタマ)
6着:10ハーモニーマゼラン
7着:9オーロラフラッシュ
8着:8コウソクスピード
9着:15グレイトホーン
10着:3マイネルグリット
11着:13シャチ
12着:4フルートフルデイズ
13着:2カリオストロ
14着:6ソングオブザハート
15着:5ペールエール
16着:1カフェサンドリヨン
配当
単勝11 460円
馬連11-14 1770円
馬単11-14 2910円
3連複11-14-16 8880円
3連単11-14-16 3万4500円
1カフェサンドリヨン (16着)
7ソウルトレイン (5着)
12アブソルティスモ (4着)
16ウイングレイテスト (3着)
1位10ハーモニーマゼラン 23.2(6着)
1位11ルフトシュトローム 23.2(1着)
3位7ソウルトレイン 9.8(5着)
◎7ソウルトレイン(5着)
敗因
①差し決着
②外枠有利
③緩さ
評価
五分のスタートから、道中は先行し競馬を進める、直線では伸びをみせるも5着まで。敗因は1、2、3着ともに中段よりやや後方で競馬を進めた馬での差し決着となり、前で競馬をした馬が全滅したことを考慮すると、展開が向かなかったこと、上位は二桁枠の馬で占められており、一桁枠は殆ど全滅であり、7番枠と一桁枠の最先着馬が同馬であることを考えると、外枠が有利であったこと、「4角で手応えがなかった。まだゆるいし、これからの馬」との鞍上のレース後のコメントからは緩さについて言及されていることにあると感じました。しかし、8番人気、展開が向かず、外枠有利な中で勝ち馬とは0.5秒差の僅差の競馬ができていることは、一定の評価をすべきであり、展開次第では今後、十分に重賞でも上位を争う可能性があることを証明したと思います。血統も地味であまり人気にはならないタイプの馬であることから、更なる成長を期待し、今後も注目していきたと考えています。展開、内外の有利不利を読めず、本命馬が5着と馬券内を外したことは素直に反省したいと思います。
1着△11ルフトシュトローム、2着14シーズンズギフト、3着✕16ウイングレイテストでの決着。◎7ソウルトレインを1頭軸の三連複・三連単で勝負したため、独自予想を大きく外してしまいました。1着の△11ルフトシュトロームについて、五分のスタートから、道中は11番手前後と後方で競馬を進め、直線では素晴らしい伸びを見せて見事勝利しました。勝因は後方で競馬をした同馬に展開が向いたこと、「力のある馬だし、慌てないで進めた。」と鞍上のコメントからも潜在能力の高さにあると思いました。1月デビューでまだ伸びしろも大きく残っている印象、先々が楽しみな馬が現れたのでは感じました。2着の14シーズンズギフトについて、スタートで軽く立ち遅れ、道中は後方から中段まであしを伸ばす、直線では伸びを見せて一旦先頭も2着。好走要因はやはり後方からの競馬で展開が向いたこと、折り合いに問題のある馬で前走より200mの距離短縮がプラスに働いたことにあると感じました。加えて、スタート立ち遅れ、道中も相当折り合いを欠いていたのにも関わらず、ここまで脚を伸ばしてきた点は根本的な能力の高さを感じました。GⅢフラワーカップで本命とした同馬を無印としたのはレースを出せないことはないが、左の背腰と右前脚の治療が必要と獣医師の診断を受けていたことにあります。前走で能力を認めながらもこの情報に過剰反応をしてしまったかなと反省したいと思います。ここで賞金も加算しGⅠNHKマイルカップの優先出走権を獲得しましたが、回避するのではないでしょうか。万全の状態ではなく、立ち遅れ、折り合いを欠いての能力の高さのみでの2着好走。この馬も相当先々が楽しみな1頭です。3着の✕16ウイングレイテストについて、同馬もまた後方からの競馬で展開が向いたことが好走要因であると感じました。ただし、残念だったのは、4コーナーで14シーズンズギフトが外側に斜行したことが起因で、11ルフトシュトロームと接触、外に弾き飛ばされてしまったことです。勝ち馬から0.1秒差の僅差の3着と考えるとこれがなければ結果は異なっていたのではないかと感じました。3着ではありましたが、次走に期待できる走りであったと思います。馬券的には外枠有利、後方有利の展開を読み切れなかったことを反省したいと思います。

続いて令和2年4月11日(土)第63回阪神牝馬ステークス(GⅡ)(GⅡ)の回顧・反省をしたいと思います。
◎4ビーチサンバ
△2・7・13
×10・11・14
三連複
④-②⑦⑬-②⑦⑩⑪⑬⑭ 12点 → 外れ
三連単
④-②⑦⑬-②⑦⑩⑪⑬⑭
②⑦⑬-④-②⑦⑩⑪⑬⑭ 30点 → 外れ
勝ちタイム:1.32.9
1着:2サウンドキアラ
2着:15スカーレットカラー(1-1/2馬身)
3着:10ディメンシオン(クビ)
4着:4ビーチサンバ(1/2馬身)
5着:13ダノンファンタジー(クビ)
6着:5リバティハイツ
7着:7プールヴィル
8着:8ブランノワール
9着:16サトノガーネット
10着:1テーオービクトリー
11着:3メジェールスー
12着:9シャドウディーヴァ
13着:6ノーワン
14着:14アマルフィコースト
15着:12トロワゼトワル
16着:11シゲルピンクダイヤ
配当
単勝2 320円
馬連2-15 2170円
馬単2-15 3300円
3連複2-10-15 4万3750円
3連単2-15-10 14万5630円
4ビーチサンバ (4着)
13ダノンファンタジー(5着)
14アマルフィコースト(14着)
1位2サウンドキアラ 20.3(1着)
2位13ダノンファンタジー 14.7(5着)
3位4ビーチサンバ 14.4(4着)
◎4ビーチサンバ(4着)
敗因
①ポジション取り
②距離
評価
五分のスタートから、道中は7、8番手あたりの中段で競馬を進め、直線では伸びをみせるも4着まで。「やはりマイルだとポジションを取るのがしんどい感じです。」との鞍上のコメントにもあるとおり、前で競馬が出来なかったこと、前走の1400mでも、今回の1600mでも前の位置をとれなかったことを考えると現状ではもう少し長い距離に適性があることが敗因であると思います。それでも勝ち馬からは2馬身差程度の着差であることを考えると、1勝馬ではありますが、重賞には手が届く力は備わっている印象を受けました。次走は1800m、2000mあたりに出走してきた場合はパフォーマンスを上げてくるのではないでしょうか。距離延長、一度叩かれた上積み、強い馬との対戦比較から3着以内狙いの本命としましたが、4着と詰めに甘い結果となってしまったことを反省したいと思います。
1着△2サウンドキアラ、2着15スカーレットカラー、3着✕10ディメンシオンでの決着。◎4ビーチサンバを1頭軸の三連複・三連単で勝負したため、独自予想を外してしまいました。△2サウンドキアラについて、好スタートから、道中は5番手あたりと先行し、直線で抜け出しての見事な勝利。勝因は好スタートから内埒沿いでロスのない競馬、終始スムーズな競馬ができたことにあると感じました。同馬を相手候補としましたが、本命としなかったのは今までの6勝全てが京都競馬場での勝利であり、阪神競馬場での勝鞍がないこと、今年に入って重賞ばかり3戦目であり、追切の動きからピークの状態にはないと判断したことにあります。少々軽視してしまったと反省している次第です。次走はGⅠヴィクトリアマイルになると思われますが、どこまでやれるかとても楽しみです。2着の15スカーレットカラーについて、スタートで行き脚がつかず、道中は殆ど最後方で競馬を進め、直線では鋭い伸びでの2着。正直ここまで走って来るとは思わなかったというのが率直な感想です。比較的前で競馬をした馬が好走している同レースにおいて、どうちらかというと同馬は追い込み馬、加えて15番枠と外枠であったため、距離ロスを被って前には届かないと判断し無印としてしまいました。スタートで後手を踏んだにも関わらず、殆ど直線だけで2着まで追い上げてきた走りは相当強い内容であったと思います。次走は一度叩かれた上積みも見込め、GⅡ府中牝馬ステークスを勝利した東京競馬場のGⅠヴィクトリアマイルになると思われますが、そこでも十分通用するのではないでしょうか。現時点において上位候補に挙げたいと感じました。3着の✕10ディメンシオンについて、五分のスタートから、道中は2、3番手で競馬を進め、直線では粘りをみせての3着。11番人気でしたが、軽い馬場が得意な馬であること、追切評価はBとしましたが、素軽い動きをみせていたことから、一発の可能性があると判断し、紐ではありますが、印を打ちました。好走要因は比較的スムーズに前の好位をとれたこと、上記でも述べたとおり同馬の得意とする軽い馬場にあると思いました。スムーズに好位をとれさえすれば、しぶとい粘りをみせてくれる馬であると感じました。安定感はありませんが、今後も一発の可能性は十分注意すべきである馬であると思います。馬券的には本命馬が4着と詰めの甘い予想してしまったことを反省したいと思います。

続いて令和2年4月12日(日)第80回桜花賞(GⅠ)の回顧・反省をしたいと思います。
◎17レシステンシア
〇9デアリングタクト
▲5マルターズディオサ
△4・6・11・13・14
三連単
⑤⑨⑰-⑤⑨⑰-④⑤⑥⑨⑪⑬⑭⑰ 36点 → 外れ
勝ちタイム:1.36.1
1着:9デアリングタクト
2着:17レシステンシア(1-1/2馬身)
3着:4スマイルカナ(1-3/4馬身)
4着:11クラヴァシュドール(1馬身)
5着:14ミヤマザクラ(3/4馬身)
6着:4サンクテュエール
7着:10フィオリキアリ
8着:5マルターズディオサ
9着:18エーポス
10着:8リアアメリア
11着:2チェーンオブラブ
12着:13マジックキャッスル
13着:16ケープコッド
14着:12インターミッション
15着:7ヒルノマリブ
16着:6ウーマンズハート
17着:1ナイントゥファイブ
18着:15ヤマカツマーメイド
配当
単勝9 420円
馬連9-17 1110円
馬単9-17 1930円
3連複3-9-17 1万2590円
3連単9-17-3 4万7760円
3連単10-4-6 4万140円
5マルターズディオサ
14ミヤマザクラ
17レシステンシア
1位17レシステンシア 21.2(2着)
2位11クラヴァシュドール 14.1(4着)
3位14ミヤマザクラ 13.1(5着)
◎17レシステンシア(2着)
敗因
①17番枠
評価
五分のスタート、道中は2番手で競馬を進め、直線では粘りを見せるも最後は勝ち馬に差されてしまい2着。敗因は完全に17番枠ではないでしょうか。スタートして2番手の位置をとるまでに外枠から相当脚を使ってしまっている印象でした。それが最後の最後に9デアリングタクトに差されてしまった原因であると思います。それでも逃げ馬の17番枠と大きな不利がありながらの2着は素晴らしいものであったと感じました。並の馬であれば直線で脚が止まっての大敗も致し方ない状況であり、もう少し内枠を引いていれば結果は違ったのではないでしょうか。次走はGⅠNHKマイルカップになると思いますが、どこまでやれるかが楽しみです。
〇9デアリングタクト(1着)
勝因
①コース選択
②脚を溜めることに徹したこと
③能力の高さ
評価
五分のスタート、道中は12、3番手と中段より後方で競馬を進め、直線で素晴らしい伸びを見せてみごと勝利しました。勝因は馬場の荒れた個所を避けてのコース取りが上手かったこと、道中は無理に前につけるのではない、とにかく脚を溜めることに徹したこと、そしてなにより重馬場で1、2番手と前で競馬をした馬が馬券内に残り、中段、後方で競馬をした馬が伸びあぐねる中、唯一後方から差してきたのは根本的な能力が高いことにあると感じました。折り合いさえつけば距離もこなせるとの鞍上のコメントもあり、GⅠ優駿牝馬でも楽しみな存在であると思います。
▲5マルターズディオサ(8着)
敗因
①重馬場
②前の馬に脚を使わされたこと
評価
五分のスタート、道中は3番手で競馬を進めるも、直線では脚が止まってしまい8着。敗因は重馬場であったこと、速い逃げ馬の2頭の後ろで脚を使わされたことにあると感じました。比較的重馬場での適性の高いキズナ産駒であることから、油断していましたが思った以上に重馬場でスタミナを消費し、苦労した印象でありました。また、4スマイルカナ、17レシステンシアが前で飛ばす中、ついて行くのに相当脚を使わされた印象も受けました。強い相手にGⅡチューリップ賞を勝利し、GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズでは2着、世代上位の実力は証明済みであることから、今回の敗戦で評価を下げることはせずに、次走は良馬場での力強い走りを期待したいと思います。ただし馬券的には3番手評価での8着敗退は重馬場が不得意であること見抜けなかった結果であり、十分に反省したいと思います。
1着〇9デアリングタクト、2着◎17レシステンシア、3着4スマイルカナでの決着であり、本命・対抗ともに力強い走りを見せてくれましたが、4スマイルカナ絡みの買目は全くなく、独自予想を外してしまいました。1着の〇9デアリングタクトについて、上記のとおり、中段後方で競馬をした馬が伸びあぐねる中、唯一後方からの差し切り勝ちは見事なものであったと思います。世代実力上位、折り合いさえつけば、2400mのGⅠ優駿牝馬でも十分通用するのではないでしょうか。2着の◎17レシステンシアについて、完全に17番枠と不利な外枠があだになってしまいました。長い距離の適性は疑問ですが、GⅠNHKマイルカップに出走してきた場合は直線の長い東京競馬場であっても無視はできない存在であると感じました。3着の4スマイルカナについて、五分のスタート、道中は2番手で競馬を進め、直線でも粘りを見せての3着。前走のGⅡチューリップ賞では比較的外枠で位置をとれなかったため、惨敗しましたが、内枠から逃げることができた場合は小柄ながら力強い競馬をするなと感じました。無印としてしまった理由はディープインパクト産駒で410kg台と小柄で重馬場の適性に疑問が生じたこと、17レシステンシア速いペースで逃げた場合、早めに脚をなくしてしまうだろうと感じたことにあります。しかし、終わってみれば3着、自分の見る目のなさを反省したいと思います。今後この馬の場合、内枠に入ったら十分注意すべきであること、GⅢフェアリーステークスでは2着馬に2馬身半をつけて圧勝していることを考えると、十分にこの馬も世代実力上位であること念頭に予想を組み立てたいと感じました。馬券的には本命・対抗での決着にも関わらず、4スマイルカナの力を軽視し実力を見抜けずに独自予想を外してしまったことを反省したいと思います。
単勝回収率 148.8%
複勝回収率 128.8%
※ 2020年の◎(本命)の単複を100円ずつ購入した場合
現在回収率 123.2%
※ 2020年の買目を100円ずづ購入した場合
単勝回収率 113.4%
複勝回収率 98.6%
※ ブログ開設以来◎(本命)の単複を購入した場合
現在回収率 81.6%
※ 独自予想・ブログ開設以来買目を100円ずづ購入した場合
今回はニュージーランドトロフィー(GⅡ)、阪神牝馬ステークスス(GⅡ)及び桜花賞(GⅠ)と3重賞において三連複・三連単で勝負し全滅しました。桜花賞(GⅠ)では本命・対抗での決着も3着を無印してしまう大失態。反省したいと思います。今週末は土曜日にはアーリントンカップ(GⅢ)、日曜日にはクラッシック三冠初戦の皐月賞(GⅠ)とアンタレスステークス(GⅢ)の3重賞。悪い流れは断ち切って、ビシバシ当てて行きたいと思います。なお、ブログ開始時より反省・回顧を毎週続けてきましたが、今回を持って最後にしたいと考えています。次回からは結果のみをシンプルな形でアップします。理由は回顧・反省は大事ですが、その時間を翌週の予想に充てると的中により近づくのではないかと試してみたいためです。今後ともも予想・シンプルな結果はアップしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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