第113回京都記念(GⅡ) 第54回共同通信杯(GⅢ)第55回クイーンカップ(GⅢ) 反省・回顧

回顧・反省

まずは令和2年2月15日(土)第55回クイーンカップ(GⅢ)の回顧・反省から始めたいと思います。

独自予想

◎3ルナシオン

△6・12

×1・4・9・10・11

三連単
③-⑥⑫-①④⑥⑨⑩⑪⑫ 12点
⑥⑫-③-①④⑥⑨⑩⑪⑫ 12点
⑥⑫-⑥⑫-③ 2点  計26点 → 外れ

第55回クイーンカップ(GⅢ)結果

勝ちタイム:1.34.0

1着:1ミヤマザクラ
2着:9マジックキャッスル(クビ)
3着:5セイウンヴィーナス(3/4馬身)
4着:10アカノニジュウイチ(1-1/4馬身)
5着:6シャンドフルール(クビ)
6着:12ホウオウピースフル
7着:13チアチアクラシカ
8着:8サナチャン
9着:11アールクインダム
10着:3ルナシオン
11着:4アミークス
12着:7ヤマニンプレシオサ
13着:2メルテッドハニー
14着:14インザムービー

配当
単勝1 380円
馬連1-9 960円
馬単1-9 1700円
3連複1-9-5 3万9360円
3連単1-9-5 11万9180円

上位追切評価馬(追切評価A以上)の結果

1ミヤマザクラ (1着)
3ルナシオン  (10着)

上位独自指数馬(上位1位~3位)の結果

1位1ミヤマザクラ     29.7(1着)
2位12ホウオウピースフル 15.2(6着)
3位3ルナシオン      13.8(10着)

推し馬結果分析

◎3ルナシオン(追切評価A)(独自指数3位)
負因
①出遅れ
②完全に折り合いを欠いたこと
③スローペース
評価
スタート大きく出遅れて、道中は一団の10番手前後で競馬を進め、直線での伸びはなく10着。敗因はスタートで大きく出遅れたこと、道中完全に折り合いを欠いてしまったこと、スローペースであったことにあると考えます。出遅れてからの巻き返し、折り合いの欠いての走りと、道中で完全に消耗してしまい、直線では全く余力なしの大敗となってしましました。もう少しペースが流れていれば、結果も違った可能性もあったのではないでしょうか。新馬戦においても折り合いは欠いていましたが、ここまで酷くはなく、悪化した印象を受けました。ここまでとなると次走のどうこうの判断が難しく感じます。ただし、個人的には能力の高さは間違いないと思います。まずは気性の成長と競馬に徐々に慣れていくことが必要ではないでしょうか。あまり人気がない場合は一か八かの勝負も手ではないでしょうか。能力の高さ、一度レースを使ったことでも上積みに期待しての本命としましたが、ここまでレースでヒートアップするとは予想ができませんでした。予想は困難とはいえ、本命馬の大敗は素直に反省したいと思います。

回顧・反省

1着✕1ミヤマザクラ、2着✕9マジックキャッスル、3着無印5セイウンヴィーナスでの決着であり、もちろん上記の三連単の買目にはないため、独自予想は大きく外してしまいました。1着の✕1ミヤマザクラについて、五分のスタート、道中は2番手で競馬を進め、直線でも伸びをみせて見事勝利しました。1番枠の利を得て、道中は内埒添いを進み、直線では馬場の良い所を選んでのレース運び、全く持って距離ロスのない、理想的な競馬が勝因であると感じました。また、スローペースの中、2番手で競馬を進めることができたことも同馬に展開が向いたと言えるのではないでしょうか。2番人気でありながら同馬の評価を落としたのは1600mの距離とあまりにも兄弟と似た走りをしていたためです。前走の1800MのGⅢ京都2歳ステークスでは勝ち馬のマイラプソディには敗れましたが、ゴール板を過ぎても脚を伸ばしている様子から、長い距離の適性が高いと判断しました。また、同馬の兄弟にはG1菊花賞3着のポポカテペトルやマウントロブソンがいますが、その他の兄弟をも1600m以下の距離で勝利した馬は皆無であり、長い距離で活躍しています。そのポポカテペトルやマウントロブソンの走法と同馬の走法は似ており、1600mでは短すぎると判断した次第です。今回は好位で競馬をすることができたこと、スローペースで展開が向いたことによる勝利であり、本質的にはやはり長い距離に適性があるのではないでしょうか。比較的ペースが速くなるGⅠ桜花賞に出走して来た場合はちょっと買いづらいのが正直な感想です。ただし、能力の高さは間違いなく、長い距離に出走して来た場合は強く推したいと考えています。しかし、このような展開を読めずに同馬を軽視したことは反省をしたいと思います。2着の✕9マジックキャッスルについて、スタートで出遅れ、道中は後方で競馬を進め、直線では鋭い伸びで2着まで脚を伸ばしてきました。同馬の評価を下げたのは同じく1600mの距離にありました。この馬の場合は短すぎるではなく逆に長すぎるです。同馬の走りはいわゆるピッチ走法であり、同馬の母ソーマジックも1600m以上の距離での好走は皆無でした。そして東京競馬場の1600mは他場の1600m以上にスタミナを要するコースであることから息切れする可能性あると判断しました。しかし、終わって見れば、出遅れ、道中は外々をまわらざる負えない距離ロスのある競馬、スローペースで展開が向いたとも言えない中、直線だけで勝ち馬以外すべてゴボウ抜きし、2着まできたのは正直予想外でした。勝ち馬以上に強い走りであり、1600mも全く問題はなく、GⅠ桜花賞でも十分通用する走りであると感じました。これで賞金も積んだことですし、GⅠ桜花賞まで余裕をもって挑めるのは他馬と比較し大きなアドバンテージであると思います。3着の無印の5セイウンヴィーナスについて、五分のスタート、道中は5番手前後で競馬を進め、直線では伸びをみせての3着。5番枠と好枠から好位でロスのない競馬ができたこと、スローペースの中、道中は比較的前で競馬を進め、展開が向いたことが好走の要因であると感じました。今回は少々恵まれた感じするのが正直な感想です。今回は思いっきり見当外れの見苦しい予想を披露してしまったことを反省したいと思います。

続いて令和2年2月16日(日)第113回京都記念(GⅡ)の回顧・反省をしたいと思います。

独自予想

◎6アルメリアブルーム

〇1カレンブーケドール

△5・9

三連単
①⑥-①⑤⑥⑨-①⑤⑥⑨ 12点 → 外れ

第113回京都記念(GⅡ)結果

勝ちタイム:2.16.4

1着:7クロノジェネシス
2着:1カレンブーケドール(2-1/2馬身)
3着:5ステイフーリッシュ(1-3/4馬身)
4着:9ノーブルマーズ(3/4馬身)
5着:6アルメリアブルーム(クビ)
6着:4アメリカズカップ
7着:2プリンスオブペスカ
8着:8ドレッドノータス
9着:10ガンコ
取消:3クラージュゲリエ

配当
単勝7 270円
馬連1-7 400円
馬単7-1 780円
3連複1-5-7 400円
3連単7-1-5 1770円

上位追切評価馬(追切評価A以上)の結果

1カレンブーケドール(2着)
6アルメリアブルーム(5着)

上位独自指数馬(上位1位~3位)の結果

1位1カレンブーケドール 29.1(2着)
2位5ステイフーリッシュ 27.5(3着)
3位7クロノジェネシス       15.5(1着)

推し馬結果分析

◎6アルメリアブルーム(5着)
敗因
①4コーナ―
②位置取り
評価
五分のスタートから、道中は6、7番手で進める、直線では伸びをみせるも5着まで。4コーナ―で8ドレッドノータスの脚が止まってしまい、下がってくる中、後ろを走っていた同馬も下げざる負えなかったこと、道中も押し出される形で馬場の悪い内埒沿い近くを走らされ、直線でも外に出すことができずに、伸びない内側を走らざる負えなかったこと、上手い位置取りがとれなかったというか、他馬と比較して馬場の荒れた個所を長く走らされたことが敗因であると感じました。正直に言うと馬場状態を考慮して、もう少し上手い位置取りができなかったものかと疑問に残ったレースでもありました。引退レースであり、十分に仕上がっていただけに残念な結果となってしまいました。これで引退、繁殖入りとのことであり、おつかれさまとともに第2の馬生に幸多きことを祈っています。


〇1カレンブーケドール(2着)

敗因
①1枠1番
②外をまわした距離ロス
評価
五分のスタートを決めて、道中は後方から2頭目から徐々に位置を上げる、直線では伸びをみせるも2着まで。振り返ってみると1枠1番が仇になってしまった印象を受けました。序盤において馬場の荒れた内埒沿いを避けて、徐々に下げながら、外に出そうとするが、出すスペースがなく、結果的に後方から2番手まで下げざる負えませんでした。このようにいつもより大きく後方からの競馬となってしまったこと、4コーナではかなりの大外を走らざる負えず、大きな距離ロスが発生してしまったことが主な敗因であったと考えます。比較的前で競馬を進めじりじりと脚を伸ばす競馬が真骨頂の同馬において、今回は少々残念な競馬になってしまいました。それでも最後は2着まで脚を伸ばしてきたのは能力の高さの証であると思います。次走は海外GⅠドバイシーマクラシックとのことであり、今回一度叩かれた上積みも見込めることから、初重賞制覇が海外GⅠの可能性も十分にあるのではないでしょうか。

回顧・反省

1着無印7クロノジェネシス、2着〇1カレンブーケドール、3着△5ステイフーリッシュと7クロノジェネシス絡みの馬券は全く買目には入れていなかったため、独自予想を外してしまいました。1着の無印の7クロノジェネシスについて、四分のスタート、道中は3番手で競馬を進め、直線で伸びをみせての見事な勝利。少々掛かり気味ではありましたが、ロスのない好位で競馬ができたこと、馬場の良いところを選んで競馬ができたことが勝因であると思います。この馬の評価を下げて無印とした理由は、追切の動きが鈍目であり、少々太め感もあり、次走への一叩きであり、仕上がりに不安を感じたこと、前走のGⅠエリザベス女王杯での走りから2200mの距離と京都競馬場の外回りの適性に疑問があったこと、父バゴ産駒は重賞を7勝していますが全て2、3歳の早い時期での重賞であり、4歳以降に重賞を制した馬がいないことから、早熟を疑ったことにあります。複数の不安点がありながら1番人気と馬券的妙味も薄かったことから思い切って無印としました。しかし、これは間違いでした。増えた体重は成長分、重馬場適性の高さも示し、好位で競馬を進め、展開に恵まれた点は否めませんが実力であったのでしょう。次走どこを走るかは不明ですが、今後も十分に注意すべき馬であると感じました。2着の〇1カレンブーケドールについて、上記のとおり1枠1番が逆に仇となり後方からの競馬となってしまったことが敗因、今回は残念でしたが、スムーズな競馬ができれば十分にGⅠに手が届く馬であると思います。まずはドバイでの活躍を期待したいと思います。3着の△5ステイフーリッシュについて、五分のスタートから、道中は2番手で競馬を進め、直線では粘りを見せての3着。好位でロスのない競馬ができたこと、同距離同コースでは3歳時にGⅡ京都新聞杯を制し、昨年の同レースでは2着、今回は3着と京都競馬場2200mの適性が高いことが好走要因になると思います。長所はどんなレースでも好位で競馬ができる器用さがあること、短所は決め手がないことではないでしょうか。重賞で何度も2、3着に来ることは実力がなければできないこと、馬券的には頭で買うのは避け、相手として買うのが鉄則。個人的にはそろそろどこかで勝利する姿をみたいところですが・・・・。今回は勝った7クロノジェネシスを無印としてしまいました。自分の見る目のなさを反省するとともに、独自指数上位3頭での決着であったことから、指数どおり買うのも手であったと感じているところです。

続いて令和2年2月16日(日)第54回共同通信杯(GⅢ)の回顧・反省をしたいと思います。

独自予想

◎6ダーリントンホール

〇8マイラプソディ

▲1エン

△7

三連単
⑥⑧-①⑥⑧-①⑥⑦⑧ 8点 → 外れ

第54回共同通信杯(GⅢ)結果

勝ちタイム:1.49.6

1着:6ダーリントンホール
2着:2ビターエンダー(ハナ)
3着:7フィリオアレグロ(4馬身)
4着:8マイラプソディ(アタマ)
5着:3ココロノトウダイ(1/2馬身)
6着:4シングンバズーカ
7着:1エン
8着:9シコウ
9着:5アジュバント

配当
単勝6 600円
馬連2-6 2580円
馬単6-2 4540円
3連複2-6-7 2460円
3連単6-2-7 1万6600円

上位追切評価馬(追切評価A以上)の結果

6ダーリントンホール(1着)
7フィリオアレグロ (3着)

上位独自指数馬(上位1位~3位)の結果

1位8マイラプソディ   41.9(4着)
2位7フィリオアレグロ  18.6(3着)
3位6ダーリントンホール 14.0(1着)

推し馬結果分析

◎6ダーリントンホール(1着)
勝因

①仕掛けのタイミング
評価
好スタートから、道中は4番手前後で進める、直線ではじわじわ伸びをみせての勝利。1000m通過が1分3秒とスローペースの中、相当早めのタイミングで仕掛けて、前にとりつくことができたことが勝因であると感じました。スタート直後に折り合いを欠いてしまい、少々チグハグなも競馬でありながらの勝利は、潜在能力の高さを感じさせてくれる走りであったと思います。折り合いがついてスムーズな競馬ができた時は今回以上のパフォーマンスをみせてくれるのではないでしょうか。加えて、左回りの大箱コースの方が同馬にとってはベターな印象を受けました。また、重馬場適性の高さも感じました。GⅠ皐月賞は中山競馬場での適性に疑問はつきますが、上記のとおりスムーズな競馬ができれば上位進出の可能性も十分あるのではないでしょうか。

〇8マイラプソディ(4着)
敗因
①Sペース

②馬場状態
③競馬を教えている様子
④前哨戦
評価
五分のスタートから、道中は6、7番手と比較的後方で競馬を進め、直線では伸びをみせるも4着まで。今回の最大の敗因は1000m通過が1分3秒とスローペースの中、後方から競馬を進めたことにあると判断しました。どんなに力のある馬であっても、ここまで遅いペースの中、後方からの競馬すると前には届きません。また、今回の重馬場で少々のめっていた様子でもあり、直線では同馬の鋭い末脚がかき消された印象を受けました。加えて、スローペースであっても鞍上が無理に前に行かせようとはしなかったことからは、後方で脚を溜める競馬を教え込んでいると感じたこと。さらに、勝ちにこだわった騎乗ではなく、本番に向けて無理をさせない競馬であったことからは、十分な賞金も既に加算していることもあり、やはり本番に向けての前哨戦、いわゆる一叩きであったと感じました。次走はGⅠ皐月賞に出走してくると思いますが、GⅠてはこれ程スローペースにはならないこと、一度叩かれた上積みが見込めること、鞍上が競馬を教えている様子からも一変の可能性は十分にあり、今回の敗戦のみで評価を下げるのは少々危険であると感じた次第です。

回顧・反省

1着6ダーリントンホール、2着無印2ビターエンダー、3着△7フィリオアレグロでの決着であり本命こそドンピシャでしたが、2ビターエンダー絡みの三連単は勝っておらず、独自予想を外してしまいました。1着の6ダーリントンホールについて、上記のとおりスローペースと判断し、相当早いタイミングで仕掛を開始したことが勝因であると感じました。折り合いも欠いてしまい、少々チグハグな競馬でありながらの勝利からは、折り合いがつき、スムーズな競馬ができた時は相当高いパフォーマンスをみせてくれるのではと感じさせてくれる勝利であったと思います。2着の無印2ビターエンダーについて、五分のスタート、道中は2番手で競馬を進め、直線でも粘りを見せるが2着まで。好走要因はやはりスローペースの中で前方での競馬と展開が向いたことにあると思います。3着と敗れた新馬戦、勝利した未勝利戦で戦ってきた相手が、その後あまり成績を上げていないことから、無印としましたが、同馬を過小評価し過ぎました。前走のGⅢ京成杯では出遅れて、中段よりやや後方からの競馬で、短い直線の中山競馬場にも関わらず、4着まで脚を伸ばしてきたことをもっと重視すべきであったと反省している次第です。しかし、個人的にはGⅠとなると余程、運が味方しない限り好走は難しいと感じるのも事実です。3着の△7フィリオアレグロについて、五分のスタート、道中は2番手から徐々に位置を下げる、直線では伸びをみせるも勝ち馬からは4馬身以上離されての3着。3着と好走はしましたが、敗因は道中徐々に後方に下げていったことにあると感じました。直線では伸びをみせてはいますが、位置取りが後方過ぎた印象です。スローペースであったため、当初は2番手で競馬をしていたことからも、そのまま前で競馬を進めるべきであったのではないでしょうか。しかし、離されはしたもの新馬戦を勝って2戦目での重賞挑戦で3着は立派なもの、今後の成長に期待したいと思います。馬券的には本命馬が1着であっただけに相手選びにもう少し時間を割くべきであったと反省している次第です。

2020年 単複回収率・推奨馬券回収率

単勝回収率 162.5%

複勝回収率 115.0%

※ 2020年の◎(本命)の単複を100円ずつ購入した場合

現在回収率 234.3%

※ 2020年の買目を100円ずづ購入した場合

単複回収率・推奨馬券回収率

単勝回収率   109.2%

複勝回収率   92.4%

※ ブログ開設以来◎(本命)の単複を購入した場合

現在回収率   86.4%

※ 独自予想・ブログ開設以来買目を100円ずづ購入した場合

最後に

今回はクイーンカップ(GⅢ)京都記念(GⅡ)及び共同通信杯(GⅢ)の3重賞において三連単で勝負しました。しかし、結果はすべて外れ。これで2月2日(日)の根岸ステークス(GⅢ)から通算で7連敗。2月9日(日)東京新聞杯(GⅢ)ではプリモシーンが今週の共同通信杯(GⅢ)ではダーリントンホールと本命馬の成績が良いものの三連単は当たらずじまいです。今週末は土曜日にダイヤモンドステークス(GⅢ)、と京都牝馬ステークス、日曜日には今年最初の中央のGⅠフェブラリーステークス(GⅠ)と小倉大賞典(GⅢ)の4重賞と目白押し。今週末こそは悪い流れを断ち切るべく、予想に励みたいと思います。




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