
まずは令和2年1月26日(日)第61回アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)の回顧・反省から始めたいと思います。
◎5スティッフェリオ
△2・3
×1・8・9・11
三連複
⑤-②③-①②③⑧⑨⑪ 9点 → 外れ
三連単
⑤-②③-①②③⑧⑨⑪
②③-⑤-①②③⑧⑨⑪ 20点 → 外れ
勝ちタイム:2.15.0
1着:11ブラストワンピース
2着:10ステイフーリッシュ(1-1/4馬身)
3着:2ラストドラフト(1-3/4馬身)
4着:3ミッキースワロー(3/4馬身)
5着:12サトノクロニクル(2-1/2馬身)
6着:9ニシノデイジー
7着:1ウラヌスチャーム
8着:5スティッフェリオ
9着:7ルミナスウォリアー
10着6:クロスケ
11着:8グローブシアター
中止:4マイネルフロスト
配当
単勝11 300円
馬連10-11 1200円
馬単11-10 1980円
3連複2-10-11 2540円
3連単11-10-2 1万540円
2ラストドラフト(3着)
9ニシノデイジー(6着)
1位3ミッキースワロー 23.0(4着)
2位10ステイフーリッシュ 15.6(2着)
3位11ブラストワンピース 14.8(1着)
◎5スティッフェリオ(8着)
敗因
①重馬場
②距離
③57kg
評価
五分のスタートを決めて、道中は先頭を守り抜き、直線では粘り切れずに8着。敗因は同距離同コースの昨年のGⅡオールカマーを制していることから、適性とか能力不足ではなく、完全に重い馬場が敗因であると思います。昨年のGⅡオールカマーと比較し、今回、直線で完全に脚が止まってしまったのは、道中重い馬場でスタミナを消費し、スタミナ切れをおこしたものであると考えます。また、軽い馬場では2200mも守備範囲なのかもしれませんが、本質的には1800m、2000mが適性距離ではないかと感じたところです。加えて懸念していた57kgの斤量も影響はゼロではなかった印象です。今回は前で競馬をする馬が同馬以外にいないこと、同条件での適性の高さが見込めることから本命としましたが、ここまで重い馬場でスタミナ切れをおこしてしまうとは思いもよりませんでした。自らの分析の甘さを反省したいと思います。今回の敗戦で次走人気が落ちた場合は1800m、2000mの軽い馬場であれば、十分に巻き返す可能性もあると考えており、メンバー等にもよりますが、積極的に狙っていきたいと感じました。(距離短縮で重い馬場でもスタミナが持つ可能性もあるかも知れません。)
1着✕11ブラストワンピース、2着10ステイフーリッシュ、3着△2ラストドラフトでの決着となり、◎5スティッフェリオを1頭軸としてた三連複・三連単で勝負したため、独自予想を大きく外してしまいました。1着の✕11ブラストワンピースについて、五分のスタート、道中は4番手前後で競馬を進め、直線では前を捕えきりました。勝因は中山競馬場での適性が高いこと、4コーナ―で内に進路をとって、距離ロスを負わなかったこと、既にGⅠ有馬記念を制しており、能力の絶対値が高いことにあると感じました。加えて昨年は洋芝のGⅡ札幌記念も制しており、比較的重たい馬場にも適性が高いことも勝因の一つであると思いました。同馬の評価を低くした理由としては、単純に人気で馬券的妙味が低かったこと、今開催の中山競馬の重賞において外枠の馬が勝利したのが皆無であったこと、馬体重が大きく増えて出走する懸念があったこと、追切の動きがあまり良くは見えなかったことにあります。そんな中でも勝利したということは、現在の日本競馬界の主役の1頭であるということを証明した1戦であったと感じました。絶対能力の高さを無視し低評価としてしまったことを反省したいと思います。2着の無印の10ステイフーリッシュについて、四分のスタート、道中は2番手で競馬を進め、直線でも伸びをみせての2着。好走要因としては、中山競馬場での適性が高いこと、道中、直線と内埒沿いで競馬を進め、距離ロスのない競馬ができたこと、重たい馬場にも適性があったことであると感じました。無印と低い評価とした理由は、同馬は良馬場以外は全く走ったことがなく、その適性に疑問を感じたこと、同馬もまた10番枠と外枠であったこと、いつも以上に追切での動きが良く見えなかったことにあります。しかし、結果は2着、自分の見る目のなさを反省したいと思います。3着の△2ラストドラフトについて、四分のスタートから、道中は7、8番手当たりで競馬を進め、直線では伸びをみせてるも3着まで。「3コーナーで故障した馬が下がってきた影響を、もろに受けた。一度ブレーキをかけて、もう一度行かせるのは厳しい。あの不利がなければ、もう少し前に迫れたのでは」と鞍上のコメントにもあるとおり、レース中に故障を発生し、残念ながら予後不良となってしまった4マイネルフロストの影響を受けてしまったことが敗因であると思います。追切の動きも良く、相手評価と注目していただけに残念ではありましたが、こればかりはしょうがないと感じました。上がりの3Fは出走馬中2番目と良い脚をみせており、不利がありながらの3着は立派な結果であったと思います。次走でも上位候補として注目すべき馬だと感じました。
今回は追切評価と独自指数をもう少し活用すべきであったと反省している次第です。

続いて令和2年1月26日(日)第37回東海ステークス(GⅡ)の回顧をしたいと思います。
◎7エアアルマス
〇15ヴェンジェンス
△3・14
×1・11・12・13
三連単
⑦⑮-③⑦⑭⑮-①③⑦⑪⑫⑬⑮ 36点
→ 的中⑦-⑮-⑬ 8,950円
勝ちタイム:1.50.2
1着:7エアアルマス
2着:15ヴェンジェンス(1/2馬身)
3着:13インティ(1/2馬身)
4着:3アングライフェン(3馬身)
5着:14キングズガード(アタマ)
6着:12ヒストリーメイカー
7着:16ヒロブレイブ
8着:1モズアトラクション
9着:5コスモカナディアン
10着:2コマビショウ
11着:9メイショウウタゲ
12着:6アイファーイチオー
13着:11ビルジキール
14着:10ロードアルペジオ
15着:4スマハマ
16着:8マイネルクラース
配当
単勝7 380円
馬連7-15 1230円
馬単7-15 2180円
3連複7-13-15 1390円
3連単7-15-13 8950円
3アングライフェン(4着)
7エアアルマス (1着)
1位7エアアルマス 22.6(1着)
2位13インティ 19.5(3着)
3位15ヴェンジェンス 14.3(2着)
◎7エアアルマス(1着)
勝因
①位置取り
②本気度
評価
好スタートから、道中は3番手前後で進める、4コーナ―で先頭に立つと、直線では粘りを見せて見事後続を凌ぎきり勝利しました。勝因は同馬は砂を被るのが苦手な馬であることから、上手く砂を被らない位置取りで競馬を進めることができたこと、この先、大きなレースに出走するためには、ここでの賞金加算が必須であり、追切の動きもすこぶる良く、このレースに賭ける本気度が高かったことが勝因であると感じました。比較的メンバーも揃った今回の勝利は同馬の能力の高さも証明した勝利であったのではないでしょうか。GⅠフェブラリーステークスの優先出走権も獲得し、十分本番でも通用すると判断していましたが、残念ながら右前脚を骨折、復帰時期は未定となってしまいました。
手術をするとのことであり、まずは手術の成功と順調な回復を祈りたいと思います。
〇15ヴェンジェンス(2着)
好走要因
①前走より前で競馬ができたこと。
敗因
①8枠15番
評価
好スタートを決めて、道中は8番手前後で競馬を進める、直線では良い伸びをみせて2着。好スタートから、いつもより比較的前の位置で競馬ができたことが、追ってからズブく、トップスピードまで時間を要する同馬にとって良い結果をもたらしたのではないでしょうか。運が悪かったなと感じたのは8枠15番と外枠であったこと。やはり終始、外々を走らざる負えない距離ロスの大きい競馬となってしまいました。着差が半馬身なだけに、少々歯痒い競馬であったと感じました。前々走のGⅢみやこステークスの勝利、前走GⅠチャンピオンズカップは不利な大外枠で0.7秒差の7着、今回も外枠で距離ロスがありながらも、上がり3Fは出走馬最速の2着と、ここ近走の成績からはGⅠフェブラリーステークスでも十分通用するのではないでしょうか。今回は負けて強しの競馬をみせてくれたと思います。
1着◎7エアアルマス、2着〇15ヴェンジェンス、3着✕13インティでの決着であり、独自予想を当てることができました。1着の◎7エアアルマスについて、上記のとおり、良い状態での出走、砂を被らない競馬ができたことが勝因であると感じました。レース後に骨折が判明、手術を受けるとのことですが、まずは手術の成功と順調な回復を祈りたいと思います。2着の〇15ヴェンジェンスについて、上記のとおり8枠15番と外枠で距離ロスを被る競馬となってしまいましたが、それでも勝ち馬に半馬身差まで迫った内容は十分に評価に値する走りであり、GⅠフェブラリーステークスにおいても、能力的に通用する走りを披露してくれたと感じました。3着の✕13インティについて、7枠13番と外枠で逃げられないと判断したこと、追切の動きからはGⅠフェブラリーステークスに向けた叩き台と感じたこと、58kgと重い斤量、人気を背負っていたことから三連単の紐まで評価を下げました。当初の予想通り逃げられませんでしたが、3着まで脚を伸ばしてきたことは本番前の叩き台としては上々の内容であったと思います。GⅠフェブラリーステークスの連覇の可能性も十分にあるのではないでしょうか。馬券は三連単を的中することができましたが、紐荒れを狙って36点と広げて買ってしまいました。独自指数上位3頭で決着していることからもここは点数を広げずに、小点数で資金を集中させるべきであったと反省している次第です。
単勝回収率 135.6%
複勝回収率 111.1%
※ 2020年の◎(本命)の単複を100円ずつ購入した場合
現在回収率 335.5%
※ 2020年の買目を100円ずづ購入した場合
単勝回収率 105.1%
複勝回収率 91.1%
※ ブログ開設以来◎(本命)の単複を購入した場合
現在回収率 89.1%
※ 独自予想・ブログ開設以来買目を100円ずづ購入した場合
今回はGⅡアメリカジョッキークラブカップ、GⅢ東海ステークスの2重賞において三連複・三連単で勝負しました。GⅡアメリカジョッキークラブカップは、結果上位で入線した追切評価Aの馬及び独自指数上位馬を無視し、展開に利があると判断した5スティッフェリオを1頭軸の本命とし、大失敗。悔いの残る結果となってしまいました。GⅢ東海ステークスは、◎〇×で三連単を的中することができましたが低配当、紐荒れを狙って36点と点数を広げてしまったことに悔いが残る結果となってしまいました。今週末はGⅢシルクロードステークスとGⅢ根岸ステークスの2重賞。三連単高配当的中を目標に頑張りたいと思います。
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