
まずは第54回シンザン記念(GⅢ)の回顧・反省をしたいと思います
◎9ルーツドール
△1・2・4・6・8
×3
三連単
⑨-①②④⑥⑧-①②③④⑥⑧ 計25点 → 外れ
勝ちタイム:1.35.9
1着:1サンクテュエール
2着:6プリンスリターン(クビ)
3着:3コルテジア(4馬身)
4着:5オーマイダーリン(3/4馬身)
5着:2ヴァルナ(クビ)
6着:4タガノビューティー
7着:9ルーツドール
8着:10ヒシタイザン
9着:8カバジェーロ
10着:7ディモールト
配当
単勝1 420円
馬連1-6 3190円
馬単1-6 4660円
3連複1-3-6 2万3390円
3連単1-6-3 10万3880円
6プリンスリターン(2着)
9ルーツドール(7着)
1位9ルーツドール 36.9(7着)
2位1サンクテュエール 24.2(1着)
3位4タガノビューティー 15.3(6着)
◎9ルーツドール(7着)
敗因
①平常心を欠いてしまったこと
②8枠9番
評価
五分のスタートを決めて、道中は5番手前後で競馬を進めるも、直線では完全に伸びを欠いて7着と完敗。スタート前から異常なほどの発汗が目立ち、レース中も頭の高い走り、他馬と並走をするのも嫌な様子で、4コーナーでは既に余力はなく、完全に平常心を欠いてしまったことが敗因であると感じました。また、10頭立てと小頭数ではありましたが、8枠9番と外枠であったことも敗因の一つと感じたところです。新年に入ってから京都競馬場芝1600Mは完全に内枠有利であり、8番枠以降の馬が全く勝っていないという状況、少なからず影響はあったのではないでしょうか。難しいのは次走の取捨について、新馬戦での1分33秒3の時計は間違いなく能力がなければ出せない時計であると考えますが、現状においては当てにしづらいのも否めません。このことから次走は一度様子を見たいと感じたところです。もし勝負するのであれば、ぎりぎりまで馬券を買うのは控えた方が良いかもしれません。1頭軸本命での7着大敗は素直に反省したいと思います。
1着△1サンクテュエール、2着△6プリンスリターン、3着✕3コルテジアと印を打った馬での決着となりましたが、1頭軸の頭を◎9ルーツドールとした三連単で勝負したため、独自予想を大きく外してしまいました。1着の△1サンクテュエールについて、スタート出遅れるも、すぐに巻き返し、道中は3番手で競馬を進め、直線では見事抜け出し勝利しました。あまり最終追切が良く見えなかったこと。前走のGⅢアルテミスステークスを勝利した、リアアメリアがG1阪神ジュベナイルフィリーズで敗退したこともあり、前走のレースレベルに疑問があったことから、少々評価を下げてしまいました。出遅れながらも2着とはクビ差ですが、3着とは4馬身以上の差をつけていることから、この馬の力量の高さを証明した1戦であったと思います。次走はGⅠ桜花賞に直行するという噂もありますが、GⅠでも十分に注目すべき馬であると感じました。2着の△6プリンスリターンについて、五分のスタートから、道中は2番手で競馬を進め、直線でも伸びを見せるが、惜しくもクビ差の2着。好走要因は全体をとおしてスムーズな競馬が出来たことにあると考えます。追切の動きも良く、前走のGⅠ朝日杯フューチュリティステークスでは、直線で前が壁になる不利がありながらも、5着まで伸びてきたことから注目はしていました。勝ち馬とはクビ差であり、3着には4馬身差をつけていることから、十分に重賞で勝ち負けできる能力があることを証明したのではないでしょうか。折り合いもつき、操縦性の高さが魅力。距離は1600m前後がベストかなと感じました。3着の✕3コルテジアについて、四分のスタートから、道中は5番手で競馬を進め、直線ではじりじりと伸びをみせて3着。1、2番手で競馬をすると予想していましたが、中段からの競馬となり、それが逆に嵌った印象。2着に4馬身差をつけられていることから、あまり高い評価はできませんが、この馬なりに頑張った結果であると感じました。この馬にとっては、前で競馬をするよりも中段あたりから脚を伸ばす競馬が合っているのではないでしょうか。更なる成長に期待したいと思います。たらればですが、独自指数上位2頭を三連単の頭に、追切が良かった6プリンスリターンを相手に、紐で印を打った馬に流せば良かったと反省している次第です。

続いて第36回フェアリーステークス(GⅢ)の回顧・反省をしたいと思います。
◎1スマイルカナ
〇11アヌラーダプラ
△4・10
×3・5・7・8
三連単
①⑪-①④⑩⑪-①③④⑤⑦⑧⑩⑪ 計36点 → 外れ
勝ちタイム:1.34.0
1着:1スマイルカナ
2着:8チェーンオブラブ(2-1/2馬身)
3着:5ポレンティア(1-1/4馬身)
4着:10シャインガーネット(アタマ)
5着:3ソーユーフォリア(1/2馬身)
6着:11アヌラーダプラ
7着:9ウインドラブリーナ
8着:12フルートフルデイズ
9着:6セイウンヴィーナス
10着:13メイプルプレゼント
11着:14カインドリー
12着:16ハローキャンディ
13着:4ダイワクンナナ
14着:7ペコリーノロマーノ
15着:2ウィーンソナタ
16着:15ニシノステラ
配当
単勝1 840円
馬連1-8 4510円
馬単1-8 8320円
3連複1-5-8 1万5040円
3連単1-8-5 9万3230円
1スマイルカナ(1着)
7ペコリーノロマーノ(14着)
8チェーンオブラブ(2着)
10シャインガーネット(4着)
11アヌラーダプラ(6着)
1位10シャインガーネット 29.1(4着)
2位11アヌラーダプラ 23.6(6着)
3位1スマイルカナ 11.5(1着)
3位8チェーンオブラブ 11.5(2着)
◎1スマイルカナ(1着)
勝因
①1枠1番
②素晴らしいスタート
③単騎逃げ
評価
素晴らしいスタートを決め、道中は単騎先頭、直線に入っても勢いは衰えず見事逃げ切りました。勝因は1枠1番と絶好枠であったこと、完璧なスタートであったこと、他馬に揉まれず単騎で逃げられたことにあると思います。パドックからスタートまで気性の激しいところを見せていたことから、正直ちょっと難しいかなと感じていましたが、終わって見れば圧勝でした。レースでは前走で欠いてしまった折り合いもついており、スムーズな競馬ができていたと思います。420kgと小柄であり、レースまでは幼い気性をみせていたことから、まだまだ伸びしろは十分にあると感じました。更なる成長に期待するとともに、成長次第では先々楽しみな存在になり得るのではないでしょうか。
〇11アヌラーダプラ(6着)
敗因
①道中力んで走っていたこと
②距離
評価
五分のスタートを決めて、道中は7番手前後で競馬を進め、直線では伸びを欠いて7着。「競馬で初めて跨がるのでデビュー2戦と比較はできませんが、今日は道中に力んでいました。その影響か直線で思ったほど弾けず、最後は坂で疲れてしまいました。マイルも悪くはないだろうけど、その場合はもっとリラックスして走ってほしいですし、もうひとハロン短い方が競馬はしやすいと思います」と鞍上のコメントのとおり、道中力んで走っていたこと、現状は1600mの距離が長かったことに敗因であると思います。前走の2歳1勝クラスで素晴らしい走りを披露していたことから、まずは短い距離で、気性の成長とともに再度1600mにも再度挑んで欲しいなと感じました。能力は非凡、次走で距離短縮の場合は積極的に狙っていきたいと感じました。それが重賞であっても十分通用する馬ではないでしょうか。200m程度なら能力で十分カバーできると安易に対抗評価とし、掲示板を外す結果となったことを反省したいと思います。
1着◎1スマイルカナ、2着✕8チェーンオブラブ、3着✕5ポレンティアと3頭と見事本命馬1着、印の打った馬での決着となりましたが、上記◎〇を1着、△を2着、×を3着に固定した三連単で勝負をしたため、独自予想を外してしまいました。1着の◎1スマイルカナについて、上記のとおりですが、決してスローペースではない展開での、見事な逃げ切り勝利は素晴らしかったです。既に高い能力を証明しましたが、小柄馬体と幼い気性の成長が見込め、まだまだ伸びしろは大きいと感じました。今後の成長によっては、大きな舞台での活躍の可能性も十分にあると思います。2着の✕8チェーンオブラブについて、五分のスタート、道中は10番手前後で競馬を進め、直線では鋭い伸びを披露するも2着まで。当初は1番人気のアヌラーダプラをマークして競馬を進めていた印象でした。逃げる◎1スマイルカナを有力馬達が捕えようと早めに動きますが、捕らえられない中、同馬はワンテンポ遅れて動いたことが、早めに動いた有力馬達がスタミナを消費し、伸びを欠いたところを2着まで脚を伸ばすことができた好走要因であると感じました。ある程度後方で脚を溜めて爆発させる競馬が同馬には適していると思います。となるとある程度レースが流れる展開が前提条件となるでしょう。展開に左右される脚質ですが、この直線の短い中山競馬場でここまで差してきたのは、能力が高いことを証明した1戦であったと思います。ある程度レースが流れる展開が見込まれる時は積極的に狙って行きたいと感じました。3着の✕5ポレンティアについて、スタートで出遅れるも巻き返し、道中は5番手前後で競馬を進め、直線では伸びをみせての3着。昨年8月の新馬戦以来の競馬であり、出遅れを喫してしまいましたが、折り合いもついて、操縦性の高さからはセンスの高さを垣間見た感じがしました。次走は長期休養明けを一度叩いた上積み見込め、五分のスタートを切ることができれば、たとえ重賞でも勝ち負けが期待できる逸材であると思います。馬券的には◎1スマイルカナを本命としていたため、少々悔しい結果となってしまいました。人気に流されず、もう少し相手選びを慎重にすべきであったと反省している次第です。
単勝回収率 210.0%
複勝回収率 122.5%
※ 2020年の◎(本命)の単複を100円ずつ購入した場合
現在回収率 0.0%
※ 2020年の買目を100円ずづ購入した場合
単勝回収率 104.6%
複勝回収率 89.5%
※ ブログ開設以来◎(本命)の単複を購入した場合
現在回収率 67.4%
※ 独自予想・ブログ開設以来買目を100円ずづ購入した場合
今回はGⅢシンザン記念及びGⅢフェアリーステークスの2重賞において三連単で勝負しましたが、今年の三連単初的中とはなりませんでした。今週末はGⅡ日経新春杯、GⅢ京成杯及びGⅢ愛知杯と3重賞。内ハンデ戦が2重賞、想定メンバーからも少々難しい予想になるかなと感じています。そろそろ大きいところをとりたいですが、まずは今年の三連単初的中を目指して頑張りたいと思います。
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