まずは9月7日(土)の第4回紫苑ステークス(G3)の回顧から始めたいと思います。
独自予想
◎6フェアリーポルカ
〇14カレンブーケドール
△8・15
✕4・5・13
三連単
⑥-⑧⑭⑮-④⑤⑧⑬⑭⑮
⑭-⑥⑧⑮-⑥⑧⑮ 計21点
第4回紫苑ステークス(G3)結果
勝ちタイム:1.58.3
1着:15パッシングスルー
2着:6フェアリーポルカ(ハナ)
3着:14カレンブーケドール(1/2馬身)
4着:5レッドベルディエス(1-1/4馬身)
5着:4フィリアプーラ(3/4馬身)
6着:12ローズテソーロ
7着:1エアジーン
8着:2クールウォーター
9着:3スパークオブライフ
10着:8グラディーヴァ
11着:13アップライトスピン
12着:11メイクハッピー
13着:7トーセンガーネット
14着:10レオンドーロ
15着:9ウエスタンランポ
配当
単勝15 450円
馬連6-15 3040円
馬単15-6 5100円
3連複6-14-15 2400円
3連単15-6-14 1万8020円
◎6フェアリーポルカ(2着)
五分のスタートを切って、3、4番手の好位で競馬を進め、直線ではインを突いて伸びを見せるが2着まで。+16kgがどこまで成長分なのかが難しいところではありますが、約4か月ぶりの競馬で勝ち馬からはハナ差の2着は十分期待通りの競馬を披露してくれたと思います。少々残念であったのは、直線入口で前が壁になり追い出しが遅れたこと。競馬である以上しょうがないことではありますが、ハナ差なだけに惜しく感じてしまいました。賞金も加算し、優先出走権を獲得したことから、次走はG1秋華賞への出走になると思いますが、どこまで期待できるかは、一度叩いた上積みがどれ程あるか、今回どこまで仕上げてきていたのかにあると思います。2勝馬であること、賞金も足りなかったことから、今回は100%に近い状況での出走になるのではないかと推測していたところですが、+16kgはほんの少し重かった感じがしたこともあり、ある程度余裕残しの仕上げであった可能性は否めません。G1秋華賞までの上昇カーブをどこまで描けるかにかかってきていると感じました。G1秋華賞までの過程に注視し、状態によっては重い印を打てる可能性のある走りを見せてくれた1戦でした。
〇14カレンブーケドール(3着)
五分のスタートを切って、道中は2番手で競馬を進め、直線では粘りを見せるも3着まで。14番枠ではありましたが、積極的に前に行く馬もおらず、あまり苦労しないで2番手の好位をとることができました。直線では粘りを見せていましたが、同馬の直後に勝った15パッシングスルー、2着の6フェアリーポルカがおり、目標にされてしまったぶん最後は後塵を拝す形となってしまいました。賞金も十分にあり、G1秋華賞に向けての前哨戦であり、十分には仕上げてこないだろうと思っていましたが、個人的な感想は思ったよりも仕上がってきた印象でした。しかし、約4か月ぶりの競馬で実践を一叩きした上積みはあると思われること、苦労しないで2番手の好位をとれたからといって、14番枠は他馬より長く走らざる負えないのは間違いないことから、G1秋華賞での有力馬の1頭であることは変わらないと感じているところです。今後のG1秋華賞までの過程を注視し取捨を選択したいと思います。
~反省・回顧~
◎6フェアリーポルカ、〇14カレンブーケドールを頭とした三連単で勝負したため、△15パッシングスルーが勝利したことから、独自予想は外してしまいました。1着の△15パッシングスルーについて、この馬も2勝馬であり、賞金も十分ではなかったことから、今回の本気度は高かったと思います。終始一歩後ろで〇14カレンブーケドールをターゲットとする競馬ができたこと、この馬も15番枠と大外枠ではありましたが、あまり苦労しないで3番手の好位をとることができたことが勝因であると感じました。次走G1秋華賞に向けては、レースでの消耗の激しい馬であることから、どこまで回復できるか、更なる上昇を見せることができるかが鍵になってくるのではないでしょうか。ワンターンの競馬よりもコーナー4つの競馬の方がベストという陣営のコメント忘れないようにしたいと思います。この馬を頭とした馬券を買えなかった理由については、やはり大外枠であったこと、流石に前で競馬をする◎6フェアリーポルカ、〇14カレンブーケドールは捕えることは出来ずにあっても2着だろうと判断したことからでした。ここまで簡単に好位をとれることが予測できなかったことは反省したいと思います。2着の〇14カレンブーケドールについて、上記のとおり今回は期待通りの走りを披露してくれました。G1秋華賞までにどこまで上昇カーブ描けるかに期待したいと思います。3着の〇14カレンブーケドールについて、前哨戦ではありましたが思ったより仕上がっていた印象。この馬もG1秋華賞までの過程を注視し取捨を選択したいと思います。△15パッシングスルーが1着、◎6フェアリーポルカは2着、〇14カレンブーケドールは3着と重い印を打った馬で上位を占めましたが、最後にハナ差で悔しい外れとなってしまいました。ハナ差で外しても、大差で外しても外れは外れ詰めの甘さを反省したいと思います。
続いて9月8日(日)の第33回セントウルステークス(G3)の反省をしたいと思います。
独自予想
◎11アンヴァル
〇4イベリス
▲8ダイメイプリンセス
△7タワーオブロンドン
☆6ファンタジスト
三連単
④⑧⑪-④⑦⑧⑪-④⑥⑦⑧⑪ 27点
第33回セントウルステークス(G2)の結果
勝ちタイム:1.06.7
1着:7タワーオブロンドン
2着:6ファンタジスト(3馬身)
3着:4イベリス(1/2馬身)
4着:1ペイシャフェリシタ(クビ)
5着:3キングハート(1-1/2馬身)
6着:6ダイメイプリンセス
7着:2マテラスカイ
8着:12ミスターメロディ
9着:10モーニン
10着:9カイザーメランジェ
11着:5ラブカンプー
12着:13タマモブリリアン
13着:11アンヴァル
配当
単勝7 270円
馬連6-7 2220円
馬単7-6 3380円
3連複4-6-7 4060円
3連単7-6-4 1万9570円
◎11アンヴァル(13着)
四分のスタートを決めて、道中は10、11番手あたりで競馬を進め、直線では脚が止まってしまい13着。レース前の返し馬で息遣いがおかしかったので、獣医に診せたとのこと。獣医は大丈夫と診断しレースへ、4コーナで異常を感じ、騎手は無理をしなかったとのことであり、大差のしんがり負けとなりました。レース後の診断は熱中症の可能性が高いとのことであり、大事には至らなかった模様。アンヴァルには可哀そうなレースになりましたが、ゆっくり休んで、また鋭い脚を披露して欲しいと思います。本命評価での7着、素直に反省します。不測の事態はしょうがないとは思いますが、本命評価でのしんがり負けは素直に反省します。
〇4イベリス(3着)
好スタートを決めて、道中は4番手で競馬を進める、直線に入って伸びるが3着まで。スタート直後に2マテラスカイと5ラブカンプーが先頭争い、同馬はついて行くと終いがもたないと判断してか、控えた様子でした。先頭を争いをしないまでも3番手の位置はとって欲しかったというのが本音です。案の定、直線に入って前が壁になり、12ミスターメロディと接触し、追い出しが遅れてしまいました。敗因はそこにあったと感じたところです。勝ち馬が強かっただけに、どこまでやれたかは不明ですが、残念な競馬になってしまったというのが正直な感想です。G1スプリンターズステークスに出走するかは不明ですが、それでも4ヵ月の休養明けの3着は立派な結果であること、一度叩かれた上積みも十分に期待できることから、勝ちは難しくとも、馬券内の可能性は十分に期待できる実力馬であると思います。
▲8ダイメイプリンセス(6着)
五分のスタートを決めて、道中は7番手前後で競馬を進め、直線では伸びを欠いて6着。最後の直線において前が壁になったため、外に出さざる負えない状況になったこと、レコードタイムでの決着は流石にこの馬においても少し辛かったことが敗因ではないかと推測します。また、今まで29戦していますが、これが初めての阪神競馬場であることを考えると、もしかしたら適性が合わない可能性もあると感じた所です。1200Mにおいて0.9秒差は少々離され過ぎたかなとは感じるところですが、G1スプリンターズステークスに出走してきた場合は、昨年も4着であることから、紐の1頭としては入れておくべき馬であると感じたところです。
~反省・回顧~
1着は△7タワーオブロンドン、2着は☆6ファンタジスト、3着は〇4イベリスと挙げた5頭のうの3頭で決着しましたが△7タワーオブロンドンを頭とした三連単は買目には入れていなかったため、独自予想は外してしまいました。1着の△7タワーオブロンドンについて、道中は7番手前後で競馬を進め、直線で伸びを見せて2着に3馬身差の競馬は見事なものであったと思います。57kgと重い斤量での勝利あったことを考えると尚更です。北海道シリーズでのG3函館スプリントステークスでの3着、G3キーンランドカップでの2着と比較するとタイムが出ずらい直線の短い洋芝での競馬よりも、こういった高速決着での野芝の方がこの馬には合っていると感じました。G1スプリンターズステークスに出走するかは不明ですが、十分上位争いは可能であると感じさせてくれた1戦でした。ただ、ちょっとだけ中山競馬場は合わないかもしれないというのが本音ではあります。札幌での滞在競馬からの中1週に加えて、暑いなか美浦から阪神競馬場への輸送が不安であったため、△と評価を下げてしまったことは反省したいと思います。2着の☆6ファンタジストについて、五分のスタートを決めて、道中は3番手あたりで競馬を進め、直線でも伸びを見せて2着。〇4イベリスにやってもらいたかった競馬をこの馬がやった印象。前走のG3北九州記念では14着と大敗しましたが、久しぶりのスプリント戦で完全に流れに乗れていませんでした。しかし、今回は慣れもあってか流れに乗って競馬をすることができました。勝ち馬には離されてしまいましたが、綺麗に先行し、粘りを見せての2着は十分評価に値する走りであったと感じました。次走G1スプリンターズステークスの出走は不明ですが、これ以上の走り、つまり伸びしろはあるのではないでしょうか。人気によっては上位候補に挙げたい1頭です。前走G3北九州記念の反省で「次走はもう少しやってくれると感じているとともに、今回の大敗で大きく人気を落としたことから、積極的に狙っていきたいと思います。」とコメントをしておきながら5番手評価と低い評価をしてしまったことは恥ずかしい限りです。3着の〇4イベリスについて、上記で記載したとおり、もう少し積極的な競馬をしてもらいたかったのが本音です。直線において前が壁になる不利があったこと、4ヵ月の休養明けの3着は立派な結果であること、一度叩かれた上積みも十分に期待できることから、次走は不明ですがG1スプリンターズステークスに出走してきた場合でも、上位の評価はしたいと思っています。挙げた5頭のうち3頭で決まったのにも関わらず、馬券を外してしまう、買い方の下手さを反省したいと思います。
最後に9月8日(日)の第64回京成杯オータムハンデ(G3)の回顧から始めたいと思います。
独自予想
◎4クリノガウディー
〇13プールヴィル
▲9グルーヴィット
△1・5・7・8・10・11・15
三連単
④⑬-④⑨⑬-①④⑤⑦⑧⑨⑩⑪⑬⑮ 32点
第64回京成杯オータムハンデ(G3)の結果
勝ちタイム:1.30.3
1着:10トロワゼトワル
2着:11ディメンシオン(3-1/2馬身)
3着:2ジャンダルム(クビ)
4着:3カルヴァリオ(1/2馬身)
5着:1プロディガルサン(アタマ)
6着:5ストーミーシー
7着:4クリノガウディー
8着:7ロードクエスト
9着:6ヒーズインラブ
10着:14レインボーフラッグ
11着:9グルーヴィット
12着:16キャプテンペリー
13着:13プールヴィル
14着:8フローレスマジック
15着:12ヤングマンパワー
16着:15ハーレムライン
配当
単勝10 720円
馬連10-11 3230円
馬単10-11 5760円
3連複2-10-11 3万9070円
3連単10-11-2 18万560円
◎4クリノガウディー(7着)
五分スタートを決めて、道中は当初5番手あたりで競馬を進める徐々に位置を下げる、直線では伸びを見せるが7着まで。スタート直後に折り合いを欠いてしまったこと、前で競馬をした馬が上位を占めていることから展開が合わなかったこと、最後の直線で前が完全に壁になってしまったことが敗因であると感じました。結果論ですがこの馬の場合、前目での競馬の良績もあることから、スタート直後は行く気を見せていたのでそのまま行かせるのも手であったのではないでしょうか、無理に控えたからこそそこで折り合いを欠いてしまったのではないでしょうか。直線では完全に前が壁になりましたが、進路が空いてからは盛り返して伸びも見せていたので、最低限の競馬はしてくれたと感じています。今回は少々不運が重なった印象であることから、次走に期待したいと思います。十分に重賞級の1頭であることは間違いないと思います。特に今回の敗戦で人気が落ちた場合は積極的に狙っていきたいです。本命を打った馬の7着敗退は大いに反省したいと思います。
〇13プールヴィル(13着)
五分のスタートを決めて、道中は2番手で競馬を進めるも、直線では脚が止まってしまい13着。正直ここまで負けるとは思いませんでした。敗因は2番手の位置をとるために脚を使ってしまったこと、先頭が大きく離して逃げたため、実質的にこの馬が逃げる形となり、息が入らなかったこと、休み明けの1戦であったことにあると思いました。もしかすると1200、1400Mといった短い距離の方が良いのかもしれません。最後にひとつ気になってしまったのが、この時期に4ヵ月休養したのにも関わらず416kgと+4kgではあったのですが小さく、あまり馬体の成長を感じることができませんでした。一度叩いての変わり身、距離短縮の変わり身の可能性は十分にあるとは思いますが、しばらく様子見が妥当かなと感じた1戦でした。対抗評価での13着大敗は恥ずかしい限りです。
▲9グルーヴィット(11着)
好スタートを決めて、道中は5番手で競馬を進め、直線では伸びを欠いて11着。当初は本命にしようとと思っていましたが、速い時計に対する不安、中山競馬場での適性に対する不安を感じたため3番手評価まで落としたところでしたが、思った以上に不安が的中してしまいました。無理に今回のペースで先行してついていって、息が続かなかった、脚をなくしたことが敗因ではないでしょうか。パワータイプの同馬に今回の馬場は厳しかった点もあると感じました。直線の長い競馬場且つ時計のかかる馬場がこの馬の好走条件である可能性が高いと思います。次走以降は左記条件に一致した時のみ馬券の対象としたいと思います。3番手評価としましたが不安点が多かったことから思い切って切るべきであったと感じています。特に1番人気であったからこそ、配当妙味も勘案して思い切って切るべきであったと反省している次第です。
~反省・回顧~
1着は△10トロワゼトワル、2着は△11ディメンシオン、3着は無印の2ジャンダルムで三連単は大きく外してしまいました。1着の△10トロワゼトワルについて、大逃げを打って見事に三馬身半差をつけて逃げ切りました。52kgの軽いハンデを生かしての勝利であり、横山典弘騎手の大胆な騎乗が嵌まっての勝利でした。レコード勝ちは誇れるものですが、開幕週の特殊な馬場での極端な競馬であり、前で競馬をした馬が上位を占めていることから、次走同じ競馬をして勝てるかと問われると個人的には少々難しいのではと感じています。次走は一度様子を見たいと思っています。2着の△11ディメンシオンについて、五分スタートを決めて、2、3番手で競馬を進め、直線でも伸びのある競馬を見せての2着。スタート直後に前の位置をとりにいったことがこの馬の好走の要因であると思います。前の馬が残る展開に上手く嵌ったと感じました。加えて53kgの軽斤量もこの馬に有利に働いたと感じました。この馬も次走は一度様子を見たいと思います。3着の2ジャンダルムについて、好スタートを決めて、3、4番手あたりで競馬を進め、直線でも伸びを見せての3着。道中終始距離ロスの少ない内埒沿いでじっと競馬を進めることができたこと、比較的前で競馬ができたことが好走の要因ではないでしょうか。2歳時に重賞を勝利してからは長い間、不振にあえいでいましたが、前走のG3中京記念では6着と敗れはしましたが、勝ち馬からは0.5秒差の僅差であり、ここにきて徐々に復調気配にあるのではないでしょうか。今回は10番人気であり、まだまだ人気にはならないでしょうから、次走以降は少なくとも紐として馬券に入れたいと思いました。今後は更なる復調を期待したいと思います。重い印を打った3頭が全て掲示板を外す不甲斐ない予想してしまったことを大いに反省したいと思います。
単勝回収率 108.7%
複勝回収率 84.5%
※ ◎(本命)の単複を購入した場合
現在回収率 77.0%
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