まずは8月31日(土)の第54回札幌2歳ステークス(G3)の回顧から始めたいと思います。
独自予想
◎10ゴルコンダ
△1・3・4・6
三連単
⑩-①③④⑥-①③④⑥ 12点 → 外れ
第54回札幌2歳ステークス(G3)結果
勝ちタイム:1.50.4
1着:6ブラックホール
2着:11サトノゴールド(1-1/4馬身)
3着:1ダーリントンホール(1-3/4馬身)
4着:5レザネフォール(ハナ)
5着:4ヨハネスボーイ(アタマ)
6着:10ゴルコンダ
7着:3コンドゥクシオン
8着:9ディアセオリー
9着:8カップッチョ
10着:2コスモインペリウム
11着:7エイリアス
12着:12アールクインダム
配当
単勝6 2940円
馬連6-11 6890円
馬単6-11 2万480円
3連複1-6-11 6720円
3連単6-11-1 8万9460円
◎10ゴルコンダ(6着)
スタート直後に躓く、道中は中段よりやや後方で、4コーナ―に向けてマクっていくが、直線では伸びきれず6着。敗因はスタート直後に躓いたこと、その際に落鉄してしまったのこと、道中折り合いを欠いてしまったこと、仕掛けが早過ぎたことにあると感じました。総じてスムーズな競馬とはいい難く残念な競馬となってしまいました。しかし、これだけちぐはぐな競馬であっても直線では一旦先頭に立ち、勝ち馬からは0.6秒差の6着まで粘ったのは並以上の馬であることを証明したものであると考えます。現時点においては馬込みでの競馬は困難であり、逃げるか追い込むしかないのではないでしょうか。前走の未勝利戦では2着に1.8秒差をつけての大差勝ちで1分48秒3の時計は2歳コースレコード、洋芝ではなく、野芝に変わってどこまでやれるかは未知数ですが、次走大きく人気を落とす場合は積極的に狙うべき馬であることは間違いないと感じました。
~反省・回顧~
◎10ゴルコンダを1頭軸とした三連単で勝負したため、独自予想は大きく外してしまいました。1着の△6ブラックホールについて、道中は中段より後方で競馬を進め、直線では鋭い伸びを見せて勝利しました。道中でムチを入れられる程のズブさを見せましたが、スピードにのってからの走りは見事なものでした。父ゴールドシップを思い出させるズブさ及び走りを感じました。想像以上に能力は高い可能性はありますが、もしかすると父同様に当てにはしづらい部分があるのかも知れません。なんとも評価は難しいところですが、次走で大きく人気をする場合は少し注意が必要であると感じました。2着の11サトノゴールドについて、スタートで出遅れ、道中は最後方で競馬を進めるも、直線では鋭い伸びを見せて2着。初戦の新馬戦勝利時の2着馬(1馬身3/4差)が次走の未勝利戦で◎10ゴルコンダに大差をつけられての2着であったことから、単純計算で少なくとも◎10ゴルコンダからは大きく離されるだろうと考え無印としました。全体的なレースの流れを考えると多くの馬が比較的早仕掛けで同馬に漁夫の利があったと感じました。勝った△6ブラックホールと同じ父ゴールドシップですが、レースを見た限りではこちらの方が素直な気性かなとは思いますが、次走で高い評価をするべきかと考えると難しいというのが個人的な見解です。一度様子見が適切でしょう。3着は△の1ダーリントンホールについて、敗因はあまり良くないスタート、序盤で折り合いを欠いてしまったこと、第4コーナ―から直線にかけて、前で競馬をしていたと2コスモインペリウム、12アールクインダムが勢いをなくし、一緒に下がらざる負えない状況になってしまったことにあると考えました。ちょっと不運な競馬でありながら、それでも直線では最後に盛り返す走りを見せての3着は立派なものであり、次走は積極的に狙いたいと感じました。◎10ゴルコンダを信用し過ぎたことを反省したいと思います。少なくとも馬込みを嫌う等の気性的に難しい点は事前にわかっていたこと。もう少し圧倒的な1番人気を懐疑的にみる必要があったと悔やんでいます。
続いて9月1日(日)の第55回新潟記念(G3)の反省をしたいと思います。
独自予想
◎16センテリュオ
〇2アクート
▲4フランツ
△7・9・12・14
三連単
②⑯-②④⑯-②④⑦⑨⑫⑭⑯ 20点
三連複
②⑯-②④⑯-②④⑦⑨⑫⑭⑯ 13点
第55回新潟記念(G3)の結果
勝ちタイム:1.57.5
1着:7ユーキャンスマイル
2着:5ジナンボー(クビ)
3着:6カデナ(2馬身)
4着:15ブラックスピネル(1/2馬身)
5着:4フランツ(クビ)
6着:12ショウナンバッハ
7着:16センテリュオ
8着:14サトノワルキューレ
9着:17ゴールドサーベラス
10着:9レイエンダ
11着:10カヴァル
12着:8クリンチャー
13着:1サトノキングダム
14着:18ダッシングブレイズ
15着:13ケントオー
16着:3ダイワキャグニー
17着:11クラウンディバイダ
18着:2アクート
配当
単勝7 630円
馬連5-7 4580円
馬単7-5 8450円
3連複5-6-7 2万1230円
3連単7-5-6 10万5090円
◎16センテリュオ(7着)
好スタートを決めて、道中は4番手あたりで競馬を進め、直線では伸びを欠いて7着。いつもよりも前の競馬で脚が溜まらなかったこと、殆ど左手前で走っており、やはり脚が溜まらなかったことが主な敗因であると思いました。流石に最後方とは言わないまでも、もう少し後方からの競馬の方が折角直線の長い新潟競馬場、この馬の最後の脚の良さを見せられたのではないかと感じました。また初の左回りの影響は少ないとは思いますが、レースを通して殆ど左手前で走っており、これが直線での伸びを欠いた要因のひとつであると思いました。能力的には重賞でも通用する馬ではないでしょうか。次走での好走を期待したいと思います。本命評価での7着、素直に反省します。
〇2アクート(18着)
五分のスタートを決めて、道中は殆ど最後方で競馬を進める、直線に入ってぱったりと脚が止まり18着。前走同距離・同コースでの競馬と比較すると5.6秒も遅く、熱中症、喘鳴、故障等のアクシデントがあったのではないでしょうか。ただ単に能力だけでここまで負けるのは今までの戦績からはありえないのではないかと感じているところです。大きな怪我とかでなければ良いのですが、まずは続報を待ちたいと思います。それでも対抗評価でのしんがり負けは原因はともあれ残念な結果となってしまったことを反省したいと思います。
▲4フランツ(5着)
五分のスタートを決めて、道中は10番手前後で競馬を進め、直線では伸びをみせるが5着まで。比較的スムーズな競馬でこの馬の力は出し切れたのではないでしょうか。道中、少々馬込みでごちゃついてしまったこと、最後の直線で馬場の良くない内側に進路をとらざる負えなかったことが残念でした。それ程大きな影響ではないと考えていますが、これがなかったら十分馬券圏内はあったと感じました。キャリアも少なく、まだまだ上昇の余地のある馬。先々はもう一段階上の走りを期待したいと思います。
~反省・回顧~
1着は△7ユーキャンスマイル、2、3着には全く印を打っていなかったため、完全に独自予想は外してしまいました。1着の△7ユーキャンスマイルについて、道中は中段やや後方で競馬を進め、直線で上手く抜け出しての勝利でした。実力は認めるところではあったのですが、近走4戦は3000M以上のレースで結果をだしていたため、1000M以上短縮となる今回はあまり強く推せなかったのが本音です。3歳時に中距離の重賞で連敗していた時の印象が強かったのが原因かもしれません。もう少し成長を加味し重い印を打つべきであった反省している次第です。馬体的にはステイヤーと言うより中距離馬というのも加味すべきでした。2着の5ジナンボーについて、好スタートを決めて、道中は4番手あたりで競馬を進め、直線では伸びを見せて2着。54kgの軽い斤量、直線での位置取りにおいて馬場の一番良いところを走ることができたのが好走の要因であったと考えます。前々走は1600万下で後ろからの競馬で6着、前走の3勝クラスでは不良馬場で一転しての逃げ切り勝ちであったことから、少々フロック視して無印としてしまいました。今回の内容から前走はフロックではなく着々と力をつけての重賞初出走での2着であったと思います。力を見抜けず無印としてしまったことを反省したいと思います。3着の6カデナについて、五分のスタートを決めて、道中は殆ど最後方で競馬を進める、直線では鋭い伸びを見せて3着。長い間、不振にあえいでいましたが、春先から3戦連続で馬券内と復調気配を感じていました。しかし、その3戦が福島競馬場、函館競馬場、小倉競馬場と右回りの小回りのコースであり、新潟競馬場の左回りの大きな競馬場での適性を疑ってしまったこと、左記3競馬場への大移動の遠征が続いていることから調子落ちを疑ったことから無印としてしまいました。しかし、終わってみると力を見せた3着であり、自分の判断が誤りであったことが証明されました。すでに完全復調しており、重賞においても十分に上位争いできる器にあると思います。自分の見る目のなさを反省したいと思います。18頭中7頭に印を打って馬券内は1頭のみ。的外れな予想をしてしまったことを深く反省したいと思います。
最後に9月1日(日)の第39回小倉2歳ステークス(G3)の回顧から始めたいと思います。
独自予想
◎10マイネルグリット
〇5トリプルエース
▲7カイルアコナ
△2・3・8・13
三連単
⑤⑦⑩-⑤⑦⑩-②③⑤⑦⑧⑩⑬ 30点 → 的中⑩-⑤-③ 17,400円
第39回小倉2歳ステークス(G3)結果
勝ちタイム:1.10.5
1着:10マイネルグリット
2着:5トリプルエース(クビ)
3着:3ラウダシオン(1/2馬身)
4着:13ゼンノジャスタ(1/2馬身)
5着:7カイルアコナ(クビ)
6着:2テーオーマルクス
7着:12カリニート
8着:4ヒメサマ
9着:8ホープホワイト
10着:9シゲルミズガメザ
11着:14ミントティー
12着:1ローランダー
13着:11グランドデューク
14着:6ヒバリ
配当
単勝10 620円
馬連5-10 1310円
馬単10-5 3090円
3連複3-5-10 3190円
3連単10-5-3 1万7400円
◎10マイネルグリット(1着)
四分スタートを決めて、道中は5番手あたりで競馬を進める、直線で抜け出し見事勝利しました。あまり良いスタートではありませんでしたが、すっと好位をとるセンス、直線では並びかけられるも抜かさせない勝負根性のある競馬を披露してくれました。重馬場がある程度味方した可能性は否めませんが、気性に問題もなく、操縦性も高い様子から、もしかすると想像以上に出世する可能性のある馬であると感じました。
〇5トリプルエース(2着)
出遅れ気味で行き脚もつかず、道中は11番手あたりの後方で競馬を進めるが、直線では鋭い伸びを見せて2着。出遅れ及び行き脚がつかなかったことが残念でした。この馬も重馬場がある程度味方した可能性は否めませんが、それでも直線では勝ち馬にクビ差まで迫る鋭い差し脚を見せてくれました。距離が伸びてどうかは走ってみないと分からない部分がありますが、この距離においては実力は十分であると感じました。
▲7カイルアコナ(5着)
好スタートを決めて、道中は3番手と好位で競馬を進め、直線ではじりじりと伸びを見せるが5着まで。2戦目としてはそつのない、綺麗な競馬を見せてくれました。しかし、その、そつのない競馬での5着は少々力不足感が否めませんでした。新馬戦においては良馬場で2着馬に4馬身差の圧勝劇を披露していたことから、もしかすると重馬場が堪えた可能性も十分あると感じました。次走良馬場で人気がない場合は穴馬として注目する必要があるかもしれません。
~反省・回顧~
1着は◎10マイネルグリット、2着は〇5トリプルエース、3着は△3ラウダシオンで三連単を的中することが出来ました。1着の10マイネルグリットについて、センスの良い、勝負根性のある競馬で見事勝利しました。早熟の可能性もありますが、もしかすると想像以上に出世する可能性もある馬であると感じました。2着の〇5トリプルエースについて、この距離においては実力は十分であると感じました。この先1200Mでの出走があった場合は積極的に狙っていきたいと思います。3着の△3ラウダシオンについて、2着の〇5トリプルエース以上に出遅れ及び行き脚がつかなかったことが敗因であると感じました。4コーナ―から直線にかけては大外を走らざる負えなかった、距離ロスも響いた格好となりました。それでも鋭い脚を披露しての3着は評価に値すると思います。次走はどこに出走するかは不明ですが、十分注目に値する良馬であると思います。配当はあまりつきませんでしたが、無事に三連単を的中し、連敗を脱出したことに安堵を感じています。先週で夏競馬は終了し、今週より中央開催。夏競馬ではあまり良い結果を出すことが出来ませんでしたが、心機一転競馬道に精進したいと思っています。
単勝回収率 112.1%
複勝回収率 84.1%
※ ◎(本命)の単複を購入した場合
現在回収率 79.2%
※ 独自予想・ブログ開設以来買目を100円ずづ購入した場合
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