まずは8月18日(日)の第55回札幌記念(G2)の回顧から始めたいと思います。
独自予想
◎9フィエールマン
〇3ステイフーリッシュ
▲12ワグネリアン
△10・11・14
三連単
⑨-③⑫-③⑩⑪⑫⑭ 8点 → 外れ
第55回札幌記念(G2)結果
勝ちタイム:2.00.1
1着:1ブラストワンピース
2着:10サングレーザー(クビ)
3着:9フィエールマン(1馬身)
4着:12ワグネリアン(クビ)
5着:11ペルシアンナイト(1/2馬身)
6着:7エイシンティンクル
7着:14クロコスミア
8着:2クルーガー
9着:3ステイフーリッシュ
10着:8ゴーフォザサミット
11着:5ロードヴァンドール
12着:4ナイトオブナイツ
13着:13サクラアンプルール
14着:6ランフォザローゼス
配当
単勝1 470円
馬連1-10 2150円
馬単1-10 3650円
3連複1-9-10 1260円
3連単1-10-9 1万150円
◎9フィエールマン(3着)
四分スタートを決めて、道中は9、10番手あたりで競馬を進める、直線では外を通って鋭い伸びをみせるが3着まで。スタート直後はすぐに位置取りを下げ、折り合いに専念している様子でした。道中も後方に位置し、4コーナーでは札幌競馬場の直線の短さを勘案すると絶望的な位置でした。それでも直線に入ってからは出走馬中上がり最速の脚で3着まで脚を伸ばしてきたのはこの馬の実力の高さを示すものであると感じました。敗因はやはりG1凱旋門賞制覇に向けての前走戦の競馬であったことにあると感じました、道中、相当後方に下げて折り合いに専念していた様子からも、あまり今回の勝利にはこだわっていない乗り方であったと感じました。前哨戦であっても勝ちに徹した乗り方をしてくると判断し、その力は十分にあると結論付けてしまったことを反省したいと思います。現時点において日本馬におけるG1凱旋門賞の最有力候補はこの馬ではないでしょうか。
〇3ステイフーリッシュ(9着)
五分のスタートを決めて、道中は4、5、6番手で競馬を進め、直線では伸びを欠いて9着。好枠を活かした積極的な前での競馬で、粘り込みを期待していただけに残念な結果となってしまいました。G1馬4頭が出走する相手が揃った今回においては、強い馬と同じ位置で競馬をしたところで好結果は望めないと感じていたことから、もう少し積極的な競馬をして欲しかったというのが正直な感想です、逃げた人気薄の6歳牝馬の7エイシンティンクルが6着に粘っていたことからも、異なった結果になったのではないかと感じました。しかし、こういった結果になることが予測できずに対抗評価としてしまったことを反省したいと思います。
▲12ワグネリアン(4着)
五分のスタートを決めて、道中は3、4番手前後で競馬を進め、直線では伸びを欠いてしまい4着まで。スタート直後に外から14クロコスミアが同馬を抜きにかかった所から折り合いを欠いてしまったのが、今回の敗因であると感じました。折り合いを欠いてしまったことで、道中、スタミナを消費し、直線で伸びを欠くといった結果につながってしまいました。また、両前脚の蹄鉄を落鉄していたとのことであり、その影響もあったかも知れません。今回のレースで人気は少し落ちるのかなとは思いますが、コンスタントにレースを使えるようになり、折り合いの心配がなくなれば、恐ろしい馬になる可能性があると感じた1戦でした。現時点においては人気の時には当てにしずらく、不人気の時には積極的に狙っていきたいなと感じたところです。
~反省・回顧~
1着は無印の1ブラストワンピース、2着△10サングレーザー、3着◎9フィエールマンと独自予想は外してしまいました。1着の1ブラストワンピースについて、前走のG2目黒記念において538kgと過去最高体重で出走し大敗し、今回の追切の際に再度馬体を確認したところ、動きは悪くはないものの、あまり変化なく感じたことから無印としてしまいました。今回は536kgと-2kgでしたが、勝利したことからあまり関係はなかったのかもしれません。位置取りにおいてはスタート直後はズブイ所を見せて、中段よりやや後方ではありましたが、1番枠と好枠を味方に内埒沿いをロスなく、順位を上げていき、直線においても外に出すことなく、経済コースを通っての競馬は見事なものであると同時にこの勝利の主因であると感じました。追切の動きも良く、実績十分の同馬を馬体重のみで無印としたことは誤りであったと反省している次第です。秋はG1凱旋門賞に出走予定であり、◎9フィエールマンとともに日本の悲願の達成を期待したいと思います。2着の△10サングレーザーについて、昨年の勝ち馬であり、札幌競馬場は3戦3勝と適性の高い同馬。昨年勝利したレースにおいて、内枠と好枠であり、良い位置取りで勝利したことから、今回は10番枠で流石に今回はそこまで恵まれた競馬は難しいだろうと、あって三着と△で紐に入れたのみとしました。しかし、パドックで落ち着き払ってバランスの良い歩様の同馬を見た時、思わず追加で単勝を買ってしまいました。(これも外れてしまったのですが・・・・)好位からのそつのない競馬で最後は1ブラストワンピースに交わされてしまいましたが、強い馬を相手に見事な2着であったと感じました。相手関係もあるとは思いますが、タイミングが合えば十分にG1制覇の可能性もある馬だと感じました。折り合いに不安がなく、操縦性高さは同馬の強みであると思います。3着の◎9フィエールマンについて、良くも悪くも本番を見据えた前哨戦の競馬でした。パドックでは落ち着きがなく、レースでも一貫して折り合いに専念している様子でした。今回のレースが糧となり、G1凱旋門賞制覇につながれば良いなと思いました。◎9フィエールマンを1着固定の三連単で勝負をしましたが、パドックで落ち着きがなかったからか、終始折り合いに専念する競馬となってしまい、いわゆる本番を見据えた前哨戦の競馬となってしまいました。前哨戦でも勝ちにこだわるだろうと判断し外してしまったことを反省したいと思います。
続いて8月18日(日)の第54回北九州記念(G3)の反省をしたいと思います。
独独自予想
◎18ミラアイトーン
〇8ファンタジスト
▲3アレスバローズ
△5・11・13・15・16・17
三連単
⑧⑱-③⑧⑱-③⑤⑧⑪⑬⑮⑯⑰⑱ 28点
第54回北九州記念(G3)の結果
勝ちタイム:1.08.2
1着:16ダイメイプリンセス
2着:5ディアンドル(1馬身)
3着:11アンヴァル(クビ)
4着:13モズスーパーフレア(クビ)
5着:18ミラアイトーン(クビ)
6着:3アレスバローズ
7着:17カラクレナイ
8着:2クインズサリナ
9着:10エントリーチケット
10着:4イエローマリンバ
11着:15シャドウノエル
12着:9キングハート
13着:12ディープダイバー
14着:8ファンタジスト
15着:1ラインスピリット
16着:7ラインシュナイダー
17着:6ラブカンプー
18着:14ナインテイルズ
配当
単勝16 3080円
馬連5-16 8810円
馬単16-5 2万2790円
3連複5-11-16 1万4490円
3連単16-5-11 11万7900円
◎18ミラアイトーン(5着)
五分スタートを決めて、道中は6、7番手あたりで競馬を進め、直線では伸びを見せるが5着まで。大外枠の18番枠も影響はなく、道中の位置取りも悪くはありませんでした。敗因を考えると+8kgで540kgの馬体重は重かったこと、休み明けにあると感じました。追切の走りは悪くなかったため、感じなかったのですが、レースでは動きに鈍さを感じたところでした。それでも56.5kgと他馬より比較的重い斤量を背負って、勝ち馬からは0.3秒差で走っていることからこのクラスでも十分通用する走りは見せてくれたと思います。今回一度叩いて次走で馬体重が絞れた場合は再度注目すべき馬だと感じたところです。大型馬の休み明けは統計的にも凡走が多く、もう少し重視すべきマイナス材料と捕らえるべきであったと反省している次第です。
〇8ファンタジスト(14着)
スタートの出は良くなく、道中は18番手で競馬を進め、直線では伸びを見せるが14着。スタートで出遅れ、道中は周りが速すぎて全くレースの流れに乗れていませんでした。クラッシックロードに乗せるため、適性より長い距離で走っていたことで、久しぶりのスプリント戦、そして相手は一戦級古馬スプリンター、物凄い速い流れに大きく戸惑ってしまったのかなと感じました。14着と大敗ですが、最後3Fは速い脚で追い上げており、着順ほどは悪い走りではなかったと感じたところです。次走はもう少しやってくれると感じているとともに、今回の大敗で大きく人気を落としたことから、積極的に狙っていきたいと思います。少なくとも徐々に速い流れに慣れていくでしょう。ピッチ走法の素晴らしく回転の早い走りは見事なものです。しかし、対抗評価での14着大敗は褒められたものではなく、大いに反省したいと思います。
▲3アレスバローズ(6着)
スタートで立ち遅れて、道中はほとんど最後方から前を数頭交わす、直線では猛然と追い込むが6着まで。敗因はスタートでの大きな立ち遅れたこと、道中挽回のために脚を使ってしまったこと、前走で同斤量で好走しているため、大きくはありませんが57.5kgの斤量も少々堪えた感があったこと、埒沿いが荒れてはいましたが、流石に道中ずっと大外をまわらざる負えない状況で距離ロスが大きかったことにあると感じました。それでも最後の最後で脚が止まってしまいましたが、上がりの3Fは出走馬中一番速く、勝ち馬とは0.4秒差と僅差である点は評価したいと感じました。次走はどこを走るかは不明ですが、昨年のG1スプリンターズステークスを再度確認すると別馬のように大敗していることから、なんとも言い難く、取捨の難しい馬。しかし、今回も含めた近2走は非常に力のある馬であることを示していると思います。
~反省・回顧~
1着は△の16ダイメイプリンセス、2着は△の5ディアンドル、3着は△の11アンヴァルと最低限である印を打った馬での決着となりましたが、重い印の三連単の1、2着付けとした馬が全く絡まなかったため独自予想は外してしまいました。1着の△の16ダイメイプリンセスについて、前走のG3アイビスサマーダッシュにおいては、圧倒的不利な2番枠からの競馬で、6着と良い走りを見せていたのですが、6歳牝馬で斤量は55kgと他馬と比較して特段有利な条件ではなく、相手も比較的揃った中、道中は中段よりやや後方からの競馬で、直線鋭く抜けだす姿はまるで別馬のような感覚を受けるほど強い競馬であると感じました。小倉競馬場での適性が高いからだけでは説明がつかないと感じたところです。次走は前年同様にG1スプリンターズステークスへの出走になると思われますが、昨年も勝ち馬のファインニードルから0.2秒差の4着と好走しているように穴として狙いたい1頭であると感じました。2着の5ディアンドルについて、3歳で52kgと軽斤量で有利ではありましたが、同世代相手であっても伊達に5連勝はしていない良い走りを見せてくれたと感じました。スタートで出遅れ、好位をとりにいくため脚を使ってしまったのにも関らず、歴戦の古馬相手に、最後の最後に脚勢は落ちてしまいましたが、粘り込んでの2着は高い評価に値すると感じました。出遅れさえなければ勝ちに近い状況まで持ち込めたのではないでしょうか。もう少し高い評価をすべきであったと反省しているとともに、次は今回の走りを踏まえて高く評価していきたいと感じました。3着の△の11アンヴァルについて、道中は終始後方でとにかくズブイ馬だなと感じました。しかし、直線入口では前が壁になる不利がありながらも、前が空くと鋭く伸び、3着まで脚を伸ばしてきた内容は素晴らしいものだと感じました。上がりの3Fは出走馬中最速であり、賞金的に足りないため次走はG2セントウルステークスに出走してくるのではないかと予想しているところではありますが、軽視は禁物であると思っているところです。重い印を打った3頭が全く馬券に絡まないという見当違いの予想を公開してしまったことを反省したいと思います。
単勝回収率 106.6%
複勝回収率 84.1%
※ ◎(本命)の単複を購入した場合
現在回収率 76.4%
※ 独自予想・ブログ開設以来買目を100円ずづ購入した場合
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